シンデレラ、ハロウィン、冬の野菜と聞いて浮かぶものは何でしょう?

多くの人は、かぼちゃの馬車や、かぼちゃのジャック・オーランタンなど、
きゅうりやすいかと同じウリ科である「かぼちゃ」を想像しますよね。

かぼちゃにはビタミンAが豊富であり、
また他にも非常に多くの栄養素が含まれています。

そしてコレステロールや動脈硬化予防としても大変重宝されております。

このように、いろんな用途として活躍するかぼちゃですが、
呼び方にもいろいろとあるんです。

実は「かぼちゃ」には3つの別名(うち漢字で書けるものが2つ)が、
あることはご存知でしょうか?

そこで、かぼちゃの別名は漢字でなんというのでしょうか?

今回はかぼちゃの別名について紹介していきます。

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◆かぼちゃの別名の1つ目

かぼちゃの別名の1つ目は、漢字で書くと「南京(ナンキン)」と言います。

南京といえば。。。

お隣の中国の地名である、歴史深く古代から現代までの世界遺産が多く、
今も観光客が絶えない都市として知られている南京です。

なぜ南京と呼ばれるようになったのか?

その理由としては、日本に持ち込まれるかぼちゃが、
中国の南京の港から持ち込まれたということから名づけられたのです。

◆かぼちゃの別名2つ目

かぼちゃの別名2つ目は、漢字で書くと「唐茄子(トウナス)」と言います。
唐の国からやってきた茄子という意味が込められています。

狭い意味としては、
西洋南瓜の渡来以前に栽培されていたひょうたん型のかぼちゃを指します。
(ちなみにサボテンの別名にも使われています。)

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◆かぼちゃの別名3つ目

かぼちゃの別名3つ目は、漢字では書きませんが「ボウブラ」と言います。

なぜボウブラかと言いますと、ウリ科の植物を意味する、
ポルトガル語である「abobora」に由来しているからです。

◆なぜ「かぼちゃ」と呼ばれているの?

そもそも、なぜ「かぼちゃ」と呼ばれているのか?

西洋から来る文化には、訛って日本名が付くパターンも多く見受けられます。
実は「かぼちゃ」という呼び名もカンボジアから来ているんです。

「かぼちゃ」はポルトガル人がカンボジアから持ち込みました。

その際に、日本人が勘違いしてカンボジアの野菜であることから、
「かぼちゃ」というようになったと言われています。

また、かぼちゃの漢字は「南瓜」ですが、
これは中国語からの表記となっています。

このように、普段私たちが食している「かぼちゃ」には、
私たちが予想もしないような別名での呼び方が隠されているんです。

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