屋形船の上から桜を楽しむ新しい花見の形が流行の兆しを見せています。
川の上をゆっくり進む屋形船から見る桜の景色は、
普段の花見とはまた違った味わいでとても魅力的です。
屋形船というとお金持ちや芸能人が楽しむもの。。。
なんていうイメージの方もいるかもしれませんが、
決してそんなことはありません。
屋形船は誰でも乗ることができ、
美味しい料理と美しい桜の景色を味わえるのが最大の魅力でしょう。
目次
◆団体じゃなくても大丈夫?
屋形船は団体客が貸し切りで乗るケースが多いのですが、
乗り合いバスみたいに乗合屋形船と呼ばれるタイプなら少人数でも乗れます。
屋形船を運行している会社によっても多少違いがあるものの、
少ない人数だと2人から乗れる屋形船もあり、
デートで恋人と二人きりで屋形船に乗ることも可能です。
風情ある屋形船に揺られながら二人で桜を見る、
一度は体験してみたいおすすめデートです。
実はこの少ない人数でも乗れるという点が乗合屋形船の最大の魅力で、
大人数でわいわい楽しむのも良いのですが、
団体で貸しきるほどの人数が集まらないけど、
仲の良い人だけでゆっくりと過ごしたい時には最適です。
団体客が使う貸し切りタイプは、
人数の関係でどうしても敷居が高くなってしまうのですが、
乗合ならその心配もないので使いやすく、
それでいて屋形船の魅力を存分に感じられます。
◆料金について
また、料金についても貸切屋形船は一人あたりの料金が
10,000円を超えるのが普通ですが、
乗合屋形船なら10,000円を切るタイプも少なくありません。
人数が少ない方が料金も高くなりそうなものですが
逆に安く済むのも魅力の1つでしょう。
10,000円未満の料金で美味しい料理に加え、
屋形船からしか見ることのできない、
美しい桜を見られるのですからリーズナブルです。
花見というと、
外で食べる関係やバーベキューなどが禁止されつつある現状だと、
どうしても出来合いの料理になってしまいがちですが、
屋形船ならプロが作る本格料理を楽しめるのも魅力的です。
◆最後に
注意したいのは乗合屋形船に乗るには基本的に事前予約が必要で、
その場で申し込んで乗ることはできない点です。
特に花見の時期は混雑が予想されますので、
余裕を持ってなるべく早い時期に予約をしておきましょう。
たとえば。。。
東京都内なら川の近くに桜が咲いている名所が多く、
それに併せて屋形船の数も多いため予約は取りやすい方ですが、
それでも花見の時期は予約が一杯になる恐れもあります。
さらに運行会社も1つではないため各運行会社のホームページなどで、
屋形船の外見や料理の内容、
料金、何人から利用できるのかなどを調べておくことも大切です。