秋といえば秋刀魚の塩焼き。
秋刀魚の塩焼きといえば内臓の苦味が好きな方も多いはず。

しかしながら、子どもや内臓の苦味が苦手な人もいますし、
内臓部分には寄生虫がいる場合があり気になるという人もいます。

ですから秋刀魚の塩焼きをする際に、あらかじめ内蔵をとったりします。

そこで秋刀魚の内蔵取り方ですが、どうすればいいのか?

目次

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◆内臓全体がすっぽりと抜ける方法

まず秋刀魚の頭の付け根部分を背中側から背骨まで切ります。
頭の部分が背中半分側だけ切れていて、お腹側はつながっている状態にします。

次にお腹の下側に肛門があるので縦に1㎝ほどの切れ込みをいれます。

この状態で片手で尻尾を持ち、もう片手で頭を引き抜きます。
すると内臓全体がすっぽりと抜けます。

あとは内臓を抜き取った秋刀魚のお腹の中を洗えば完了です。

この方法ですと、頭と内臓がつながったまま、すっぽり抜けます。
ですのでまな板や流し、包丁が内臓や血であまり汚れずにすみます。

また、秋刀魚をあまり手で触る必要もないので、
手に魚の匂いが付きにくいという長所もあります。

◆秋刀魚の頭を残して内蔵を取る方法

しかしながら、この方法ですと秋刀魚の頭が取れてしまいます。

秋刀魚の塩焼きに頭がついてないというのは、なんだかしっくりこない。。。

そういう場合には通常の魚の内臓を取るのと同様に、
肛門からエラの下まで包丁で切れ目を入れて内臓を取り出す方法があります。

この方法の長所は頭が残るだけではなく、
お腹を開いているのでお腹の中の血合い部分や、
内臓膜にある黒い部分をキレイに洗い流すことができます。

魚の生臭さの原因は血や内臓にあります。

ですので、この方法でお腹の中をキレイにすることで、
魚の生臭さが軽減されます。

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◆捨て方のポイント

取り除いた頭や内臓は新聞紙に包んでからビニール袋に入れましょう。

なぜならば、そのままビニールに捨ててしまうと、
秋刀魚の骨やヒレがビニール袋を突き破ってしまいます。

このように新聞紙を使うことで、
ビニールを突き破ることを防ぐことができると同時に匂いの軽減にもなります。

◆最後に

普段、魚を料理しない人には魚を捌くことは難しく感じるかもしれません。

ですが、秋刀魚は、他の魚のようにうろこを取る必要がありません。
それだけでなく2枚や3枚におろさなくてもそのまま塩焼きにすることができます。

ですので、結構お手軽なお魚と言えます。

これを機会にいろいろな魚料理に挑戦してみるのもよいかもしれませんね。

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