家庭で使う洗剤は、洗うものの素材や目的に応じて使い分けていきます。
例えば、衣類、食器、床、トイレ、窓。。。などなど。
ですので、棚に何本も洗剤が並んでいるということは珍しくありません。
必要なものだと思っていても、
毎回すべての洗剤を使うわけではありませんよね。
それに、洗剤が棚に並んだ見た目の状態も綺麗ではありません。
実は洗剤はある程度効果効能が同じ場合があります。
そこで思い切って洗剤の断捨離をしてみることを考えてみましょう。
洗剤の断捨離をするとなれば、注目したいのが酵素系漂白剤です。
綺麗に汚れを落としてくれる酵素系漂白剤の使い方をマスターすれば、
洗剤を何本か処分しても困らなくなります。
そのためには酸素系漂白剤の使い方はどうすればいいのか?
目次
◆酸素系漂白剤は使用できる局面
酸素系漂白剤は使用できる局面としては、
・洗濯
・洗濯槽
・つけ置き洗い(漂白。しみ抜き)
・食器など調理器具
・食洗機
これらに対して使用することが可能です。
これでどれだけ洗剤が減るのか?
・洗濯洗剤
・洗濯槽クリーナー
・漂白洗剤
・台所用漂白洗剤
・食洗機の洗剤
これだけでも5本減りますね。
ちなみにうちは洗濯は洗濯洗剤を使用しています。
漂白は浸け置き洗いでやってます。
・なぜ代用可能なのか?
酸素系漂白剤とは過炭酸ナトリウムです。
この過炭酸ナトリウムを溶かすと酸素が発生して汚れと結合します。
そうすることで、汚れを衣類などから引き剥がすのです。
ではそれぞれ具体的に、どういう使い方をすればよいのか見ていきます。
◆洗濯
例えば洗濯。
洗濯洗剤はいろんなメーカーからいろんな種類のものが発売されています。
その洗濯洗剤は基本的な効能としては「汚れ落とし」です。
ですから酸素系漂白剤が代用できます。
洗濯槽に水を30リットル入れたら、
酵素系漂白剤を大さじ2杯程度入れるだけでです。
気をつけるべき点としては色落ちをしてしまうかもしれないので、
直接ふりかけるのではなく、
水に溶かしてまんべんなく撹拌されるようにしましょう。
洗濯が終了すれば、いつもどおり干すだけです。
◆洗濯だけでなく洗濯槽も洗える
意外に汚いのが洗濯槽。
酵素系漂白剤を使えば洗濯槽もキレイになります。
できれば50度のお湯を使います。
洗いコースのみで3分程度回して、一日放置です。
その後、もう一度3分くらい回して、ゴミをとりのぞいて排水です。
ドラムの場合も浸け置き洗いのコースでできます。
◆浸け置き洗い(漂白、しみ抜き)
洗濯機を回すだけでは落ちにくい汚れや除菌が必要なものがあれば、
酸素系漂白剤で浸け置きもしてみましょう。
浸け置きの場合には、ぬるま湯に洗いたいものを浸して、
そこに酵素系漂白剤を浸け置きます。
使用量としては水15リットル入れたら、
酵素系漂白剤を大さじ1杯程度いれるのが目安です。
時間としては1時間から2時間くらい浸け置きをしたら、
洗濯機に投入していつも通りの洗濯をして問題ありません。
これは衣類に限らず、雑巾や布巾などでもOKです。
◆食器やまな板、ザル、鍋などの台所用品
さらに衣類だけでなく調理器具でも問題なく使えます。
40度くらいのお湯2リットルに対して、
大さじ1杯程度の酵素系漂白剤を入れ、よくかき混ぜます。
そこに台所用品を浸け置きます。
1日置けば十分表面をキレイに漂白することができます。
その後すすいでOK。
ただし洗濯用の酵素系漂白剤は香料がついている物もありますから、
そういった製品は食器の漂白に使用するのはやめましょう。
◆食洗機
食洗機に専用の洗剤の代わりに入れるだけです。
量はいつもの使っている食洗機用の洗剤と同じ量でOK(約5g)
あとは普通にボタンをおして終了です。
◆酵素系漂白剤には向かないアイテム
なお、酵素系漂白剤での洗濯には向かないアイテムもあります。
特に気をつけなければいけないのは、
金属のボタンなどがついている洋服や草木染めの生地です。
それらのアイテムで酵素系漂白剤を使ってしまうと、
化学反応が起きたり、
過度に色落ちがしていまうので別の洗剤を用意しておきましょう。