いぼ痔とは正式には内痔核と呼ばれるものです。

肛門にいぼ状の腫れが出来ることで、
排便時の出血や残便感、痛みなどが主な症状となります。

その原因としては
・排便時の過度ないきみ
・妊娠や出産に伴う骨盤内静脈のうっ滞
・飲酒や香辛料の過度な摂取
などが原因と考えられています。

いぼ痔は、とても身近な症状で、実は多くの人が抱えている問題でもあります。
いぼ痔の治し方って簡単にできる方法ってあるのだろうか?

目次

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◆いぼ痔の治し方って簡単にできる方法

いぼ痔は病院に行かずとも自分で簡単に治せる方法はあります。

  ・市販の薬
・食事改善
・筋力UP
・姿勢
これらのことを改善するだけです。

◆市販の薬を使う

治し方としては、まず市販の薬を試してみる事です。
普通に生活出来るようになるためにも症状を抑える薬は有効となります。

患部に軟膏を塗る事で出血や痛みが改善され、
さらに傷の治りを早くしたり、
血液循環を良くして、いぼ痔の症状を緩和させていきます。

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◆食事の改善

薬でいぼ痔の症状を改善させても、すぐに再発する可能性があります。

先程述べたように、
いぼ痔は自分の生活習慣によって引き起こされている事でもあります。

ですので、いぼ痔を発生させないようにするためには、
自分自身で普段の行動や習慣に気をつけていく必要があります。

具体的どういうことなのか?

・トイレでいきむ時間を改善する

あなたが慢性の便秘症である場合において、
どうしてもトイレに滞在する時間が長くなりますよね。
また、なかなか排泄できないことから、いきむ時間も長くなります。
これが肛門に悪影響を与えます。

その行動を改善するため便秘症の改善を考える必要があるのです。

・便秘症の改善とはどうすればいいのか?

便秘症の改善とは市販の下剤などの薬に頼るだけではありません。
根菜などから食物繊維を摂取します。
そして水分もたくさん取るようにしましょう。

・なぜ食物繊維と水分なのか?

腸に届いた食物繊維の量を水分で増やします。
増えた食物繊維は腸内の排泄物と交じることで柔らかくなります。
そうして腸内で増えた排泄物が腸を刺激して自然な排泄へと導くのです。

どうしても、食事からの摂取が難しいならばサプリメントでもOKです。

◆筋肉をつける

また便秘がちの人によくあるのが運動不足です。
そういう場合は腸の自立運動を高めるエクササイズが有効です。

腸が排泄物を外に出そうとするためにには腸が動く力が必要です。
それが筋力となります。

少し詳しく言いますと、腸の平滑筋が必要となります。
その平滑筋は腹筋の量に関係しています。
つまりは腹筋を鍛えることで腸の筋力も鍛えられるのです。

◆姿勢に気をつける

排便時の姿勢ですが、実はスクワットの姿勢が理想と言われています。
そのため洋式より和式の方が便も出やすくなるのです。

なぜなのか?

まっすぐに座っている場合直腸は90度です。
それに対してスクワットの姿勢で前傾になると、
直腸の角度は180度に近くなり、まっすぐに近い状態となります。
そのためスクワットの姿勢での和式の方が便も出やすくなるのです

しかし今の時代は洋式トイレが一般的です。
ですから洋式の場合は少し前傾姿勢をとりましょう。
そうすると、スクワットの姿勢に近くなります。
直腸と肛門管の角度が真っすぐに近くなり効果的となるんです。

◆まとめ

まとめると。。。
・まずは薬で症状を和らげます。
・いぼ痔になりにくい生活習慣を身に着けていく事が大事
となります。

ですが自分で治せるのは軽度の場合だけです。
症状がステージ3や4に入っている状態だと病院での治療が必要になります。

さらに似たような症状として、直腸がんや大腸がん、クローン病などあるため、
なかなか改善されない場合は自己判断せずに病院を受診する事も大切です。

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