病院で見かける機会が多い理学療法士と作業療法士。
どちらも医療従事者で、リハビリを行い国家資格が必要な立場です。

では、いったい、どのような違いがあるのか?

目次

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◆どのような違いがあるのか?

理学療法士と作業療法士の違いについて知ることは、
どういった目的を持ったリハビリなのかを理解することです。

理学療法士と作業療法士の違いについて大きく分けると

  理学療法士・・・基本的な動作の回復を目的とする
作業療法士・・・日常生活や社会復帰のための動作の回復を目的をする
これら2つとなります。


リハビリの流れとしては、上記の図のようになります。
前半の基本的動作を理学療法士がサポートし、
その後の日常生活への適応のサポートを作業療法士がおこなうのです。

◆理学療法士とは?

理学療法士とは運動機能の回復を手伝ってくれるスタッフです。
日常生活で必要な動作(座る、立つ、歩くなど)が、
出来るようになるための運動や作業を手伝ってくれます。

例えば。。。

ベッドや布団から起き上がる際の動きがスムーズにできるためのトレーニング。
座った姿勢を保つことが出来る時間を延ばす為のトレーニング。
こういった「基本的な動作」が行えるようになることを目的としています。

長期間の入院などをすると完治するまでにベッドに寝たままになる場合もあります。
そういった場合、基本的動作が出来ないほど筋力が低下してしまう事もあります。
そこで理学療法士が基本動作ができるようリハビリを行うのです。

運動機能の向上のためのサポートが理学療法士なのです。
そのため職場としては最近ではスポーツの分野でも活躍しています。

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◆作業療法士とは?

理学療法士と似ていると感じられることが多い作業療法士は、
基本的な動きや筋力トレーニングを手伝ってくれる理学療法士とは違います。
「社会に復帰するために必要な能力」を身に付ける為の手伝いをしてくれます。

・「社会に復帰するために必要な能力」とはどういうことか?

理学療法士によるサポートが終わった後に、
基本的な動作が出来るようになったとしても、
社会復帰するための動作が行えるわけではありません。

例えば。。。ケガが原因で入院した場合。
ケガが完治して以前と同じように動作が行えるケースでは問題ありません。
しかし、何らかの後遺症が残り、
松葉杖を使わなくては歩くことが困難な場合もあります。

理学療法士により歩くことができる筋力が回復したからといって、
今までと同じように日常の動作がスムーズにできません。

そこで作業療法士により、日常生活をスムーズにするための動作を、
身に付けるサポートをしてもらう必要があるのです。

さらには日常の生活だけでなく、仕事や学業などの社会復帰。
また心の問題などといったあらゆる面でのサポートを行うのが作業療法士です。

主な職場としては病院であったり介護施設になります。

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