ldlコレステロールは、
血液を検査することで、どれだけ含まれているかがわかります。

検査として一般的なのは会社での健康診断だったりします。
そこで受診した結果として数値が記載されています。

このldlコレステロール数値が高いと、どのようになるのか?
その影響を知っておくことが重要です。

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◆ldlコレステロールが高いとどうなるのか?

ldlコレステロールが高いと起こる影響としては、

 

①血液が濁る
②動脈硬化
③血液が流れにくくなる

これらの状態が全身の動脈で起こります。

ではこれらの状態は具体的にはどういうことなのか?

◆血液が濁るとは?

ldlコレステロール自体は、悪玉コレステロールといわれています。
そのldlコレステロールの数値が平均値よりも高い場合、
影響として血液が濁る可能性があります。

・血液が濁るとはどういうことか?

血液を分離させると血漿と血球に別れます。
血漿とは血液を構成している黄色い透明の液体の部分。
血球とは、赤血球や白血球といった血液を構成している固形部分となります。

そのうち血漿部分が中性脂肪で透明度がなくなり濁った状態になることが、
「血液が濁る」ということになります。

では血液が濁るとどうなるのでしょうか?

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◆血液が濁るとどうなるの?

血液が濁るということは血液中の脂肪が増えることです。
その血液中の脂肪は、血液から細胞へと運ばれます。

しかし、すでに細胞内に脂肪がたくさんある場合は処理されません。
そうなると運びきれない脂肪が血管の壁に付着します。

その結果、体の中に流れている血液がうまく流れなくなります。

この状態を動脈硬化といいます。

◆動脈硬化が起こるとどうなるのか?

動脈硬化は血管の壁に脂肪が蓄積して血液の通り道を塞ぎます。
その結果、血液が流れにくくなるのです。

人間の体は、血液が体に栄養と酸素を運んでいます。
ですので血液が流れにくくなるとそれだけ体が病弱になっていくわけです。
体に酸素が運ばれないことで、突然倒れたりすることもあります。

例えば。。。
動脈硬化が脳の血管で発症した場合が脳卒中であり、命の危険もあります。
万が一命が助かったとしても、
そのまま入院して元の生活に戻れない可能性もあります。

それ以外にも、動脈硬化が心臓に通ずる血管などで起きると、
動悸などが激しくなり運動ができなくなることはもとより、
階段などをのぼるのも苦しくなってきます。

◆最後に

つまり、普段からおいしいものばかり食べており、
運動しない体になってしまった場合、エネルギー消費しにくい状態になります。

そうなるとldlコレステロール値が高くなり、

 

①血液が濁る
②動脈硬化
③血液が流れにくくなる

などといった影響がでます。

それが積み重なることで生活面においてかなり制限を受けることになります。

そのため、もし健康診断などでldlコレステロールが高いと言われた場合には、
食生活を見直す必要があるのです。

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