現在自宅で利用しているものはihクッキングヒーターだけれども、
引っ越し先がガスコンロだった場合。
それまで使っていたihフライパンってガスコンロでも使えるのだろうか?
目次
◆ihフライパンってガスコンロでも使えるの?
ih用のフライパンでもガスコンロでの使用は可能です。
・なぜガスコンロでも使用できるのか?
ガスコンロではフライパンを火で温めます。
つまり熱が伝わる素材のフライパンであれば基本なんでも良いのです。
熱の伝導率とかの違いはありますが、使えるか使えないかでいえば使えるのです。
対して。。。
IHというのは磁力と電気で温めます。
つまり、磁石と電気を通す物質でできたフライパンでないとダメなのです。
だから基本、鉄性のフライパンとなります。
アルミや銅は電気を通しますが磁石はくっつきません。
ですから基本的はIHには使えないのです。
(ただしオールメタル対応のIHなら使用できます)
ガラスや土鍋も同じです。
つまり、まとめると
・ガスコンロで使用できるフライパンは熱が伝われば何でもOK
(鉄、セラミック、ガラス、土鍋、アルミ、銅)
・IHで使用できるフライパンは基本鉄に限定される
◆使えるけど。。。使わないほうが良い
IH用のフライパンはガスコンロでも使えるということでした。
しかし、使えるけど。。。使わないほうが良いのです。
理由としては表面処理などの関係によりIH専用をガスコンロで使用した場合、
次にIHでそのフライパンを使用する際には、
熱伝導率が悪くなり使用できなくなってしまうこともあるからです。
なぜなら、フライパンに歪みができて熱の伝導率が下がる可能性があるからです。
・どうしてフライパンに歪みができるとIHでは使えなくなるのか?
IHヒーターの仕組みとしては磁力と電気によりその間の金属が熱を生じます。
フライパンの場合ですと、
IHから磁力と電気が出てフライパンの底が金属となります。
IHはフライパンとの接地面が広く分厚い方が熱が生じやすいのです。
例えば。。。
中華鍋って底が丸くてIHで使用できません。
理由は図のように、
フライパンとIHヒーターとの設置面が少ないと熱が生じにくいのです。
このようにih用のフライパンはガスコンロで使用できても、
変形してしまうとIHヒーターで使えなくなる可能性があるのです。
多くの場合、購入した際の説明書や外箱が残っていれば、
ガスコンロでも使用できるかどうかの表示がなされているので、
よく確認してみましょう。