初めて、もしくは長期連休などで旅行に出かける時に新幹線を利用すると、
切符の種類に困惑しますよね。
というのも普段電車を利用している場合切符は1枚です。
しかし、新幹線の場合は切符が2枚あります。
その2つとは、
・乗車券
・特急券
です。
新幹線の運賃とは特急料金に含まれてないのだろうか?
そうだとするなら違いはなんだろう?
目次
◆新幹線の運賃と特急料金の違いは?運賃に含まれてないの?
通常の電車は乗車券だけで乗れます。
それに対して新幹線や特急列車には乗車券以外に特急券が必要となります。
つまり運賃は、乗車券と特急券の2つの合算となります。
では、もう少し具体的に見ていきます。
・乗車券
乗車券とは出発地点から目的地まで移動するために必要となる切符。
ですから移動料金として必ず購入します。
乗車券については新幹線も普通列車も同じです。
・特急券
新幹線に乗る場合には乗車料金のほかに、
「特急料金」も必要とするため特急券を購入しなければなりません。
「特急料金」とは、
新幹線って速いですよね、
そして車内サービス(ワゴンサービス)などもありますよね。
それらに対する料金です。
また、移動距離や車種、席の種類に応じて違ってきます。
東京~大阪までの新幹線のぞみの料金
普通車自由席 13,620円(乗8750円+特4,870円)
普通車指定席 14,450円(乗8750円+特5,700円)
このように新幹線の切符は「乗車券」「特急券」の2枚があり、
「乗車券」は移動するための距離で決められた金額で、
「特急券」は席の種類、車内サービスと移動距離、車種に対する金額なのです。
◆指定席の金額の違いについて
新幹線の特急券は
・自由席特急券
・指定席特急券
・立席特急券
の3つに分類されます。
・時期による値段の違い
基本的に特急券は距離が長くなるごとに料金は高くなります。
ですが「指定席特急券」は時期によって若干異なります。
「指定席特急券」の料金は、
年末年始やお盆時期などの「繁忙期」と呼ばれる時期が最も高く、
閑散期は普段より安く購入できます。
・席の種類による違い
自由席と指定席は予め席を予約するかどうかの違いで、
通常は指定席の方が520円高く設定されています。
ちなみに。。。
繁忙期は自由席も満席になることが多いため、
値段は高いですが指定席を購入するのがオススメです。
・車種による違い
「ひかり、こだま」と「のぞみ」とでは特急料金が違います。
・立席特急券とは?
立席特急券は、自由席が存在しない一部の新幹線において、
指定席が満席の時に発売されるものです。
例えば。。。
東北・秋田新幹線の「はやぶさ」「はやて」「こまち」
北陸新幹線の「かがやき」
これらの新幹線は指定席車両のデッキ等で立ったまま乗車することができます。
指定席が空いている場合には座っても注意されることはありませんが、
本来の乗客が来た際には速やかに移動する必要があります。
・グリーン車
グリーン席に乗る場合は、これらとは別にグリーン券を購入します。
一般的なグリーン席以外に東北新幹線、北陸新幹線には、
「グランクラス」が存在します。
通常のグリーン車は通路を挟んで左右に2列ずつ計4列の座席がありますが、
グランクラスは2列+1列の計3列となっているため、グリーン車以上に快適です。
仮に新幹線のグランクラスを予約する場合は、
乗車券と指定席特急券、グリーン券の3種類を購入する必要があります。