テレビの健康情報番組などでよく特集されているのが、
「認知症」
「アルツハイマー」
などに関する事だったりします。

どちらも脳に関することで、記憶が曖昧になる事だったような。。。
どちらも同じ意味だったような。。。

アルツハイマー型?とか。。。

はたして認知症とアルツハイマー病は違うものなのだろうか?

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◆認知症とアルツハイマー病の違い

認知症とアルツハイマーの違いは、状態の名前と病の名前です。

「状態の名前」と「病の名前」とはどういうことか?

認知症とは、病名ではありません。

認識力や記憶力、判断力が障害を受けてしまい、
社会生活に支障をきたしてしまう「状態」のことを指します。

対して、アルツハイマーは病です。

その症状とは、脳の神経細胞が減少し、
脳の中にある海馬という記憶を司る部位を中心に、
脳全体が委縮してしまう病のことです。

つまりアルツハイマー病は、認知症の原因の一つです。
アルツハイマー型認知症と呼ばれるものです。

症状が進行していくことで、認知症の症状が次第にあらわれはじめます。

◆認知症の症状や治療法などについて

・兆候

多くの場合は、初期段階は物忘れから始まっていく傾向です。

次第に時間や場所、人の見当などがつかなくなっていき、
身体能力が徐々に衰えていくため介護なしには食事もできなくなっていきます。

短い人では発症から4年から5年程度、長い人でも10数年程度であり、
平均で約8年程度で死亡すると考えられています。

・治療法

治療法としては、薬物療法が中心となります。

ですが根本的な治療薬はできていないため、
一時的に症状を改善させ進行を遅らせるための薬を服用することになります。

一度失われた脳の機能を回復させることは、現状では難しいとされています。

しかし、早期発見することにより薬物療法を通じて、
病気の進行を遅らせられる可能性は十分に期待できます。

脳の萎縮は、CTやMRIなどの画像診断により、
比較的早い段階から発見できるため定期的な検査が必要です。

また、薬での治療以外にも脳の機能を使うことも大事なことです。
脳の機能は使わなければ衰えてしまうため刺激を与え続ける必要があります。

・脳の機能へ良い影響を与えるためにはどうすればいいのか?

脳の機能へ良い影響を与えるためには、

 

・軽いウォーキングなどの有酸素運動
・絵画や音楽などの趣味

などを楽しむことです。

日常生活においても得意なことや身につけたことなどは、
発症後でもうまくできることが多いとされます。

自分でできることは自分で行うようにすることを心がけます。

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