露天風呂などの温泉では、冬場になると非常に風情があるロケーションです。

雪が降っている露店風呂は、なおすばらしく、
多くの人が癒やしや風情を求めて温泉に入ります。

温泉に浸かるのは人間ばかりではなく他の生き物にもいます。
テレビの番組で、よくみかける光景しては猿が温泉に入っている姿です。

人間でも温かいのですから、
猿だって暖かな温泉に入ってゆっくりと浸かりたいと感じるのでしょうか?

ただ、その光景を見てあることが思い浮びます。

それは「猿は温泉から出た時に寒くないのか?」といった疑問です。

猿には人間のように暖房が付いている部屋に帰るわけでもなく、
温泉からあがりタ体を拭いた後、着る服があるわけでもありません。

猿は温泉から出た後、寒くないのか?また、湯冷めしたりしないのだろうか?

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◆猿は温泉から出た後、寒くないのか?

猿は温泉から出た後、寒くないのかに関しての答えですが、
「それほど寒くない」とされています。

どうして猿は温泉から出たあとでもそれほど寒くないのか?

◆どうして猿は温泉から出たあとでも寒くないのか?

どうして猿は温泉から出たあと寒くないのかといった疑問の答えとして

・汗腺
・体毛

が考えられます。

汗腺や体毛とは、いったいどのようなことなのか?

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◆汗腺や体毛が答えというのは、いったいどのようなことなのか?

もともと人間と猿とでは体の構造が違うわけです。

人間には汗が出る箇所がたくさんあります。
これを「汗腺」といます。

この「汗腺」の数が多ければ多いほど体温調整がしやすいのです。

温泉に入ることで体が温まります。
この上がった体温を下げようとして汗が出ます。

人間の場合、このように汗が出ると体温が下がります。

露天風呂など外にいる場合は、
汗が出て体温を下げると同時に外気で体が冷えてしまうのです。

ところが、サルの場合には汗腺は人間より少なく毛でおおわれています。
特に寒い地域に住む猿の毛は長く、細く、隙間なく生えています。

・汗腺が少ない

汗をかかないので体から熱が逃げにくい状態です。

・体毛が密生している

体毛がびっしりと生えていますから、
かなりの保温性があり、厳しい寒さをカットします。

また毛で覆われているため毛は濡れても地肌が濡れにくいということもあります。

ですから猿は「汗腺が少ない」「体毛が密生している」という特徴で、
体温が人間のように湯冷めすることがないのです。

そのため人間ほど寒いと感じる事がありません。
逆に寒いところに住む猿は夏場など体温が上がりすぎるほうが苦手なのです。

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