顔のマッサージをした時に、
ゴリゴリ音がするのを感じたことがある人も多いでしょう。
私の場合、特にフェイスラインの顎から耳にかけての辺りを、
強めにマッサージするとゴリゴリ音がします。
でも、どうして顔のマッサージするとゴリゴリ音がするのか?
その状態は体にとってよくないだろうか?
目次
◆顔をマッサージするとゴリゴリ音がするのはなぜ?
顔をマッサージするとゴリゴリ音がするのは「顔の筋肉の凝り」が原因です。
顎と耳のラインに手を置いて噛みしめると盛り上がる部分があります。
そこは「エラ」と言われる部分です。
「エラ」の筋肉は咬筋と呼ばれる筋肉です。
この咬筋に疲労物質が溜まり筋繊維が萎縮し凝りとなるのです。
ゴリゴリの状態は体にとってよくないだろうか?
◆ゴリゴリの状態は体にとってよくないだろうか?
ゴリゴリの状態は体にとってよくありません。
なぜなら、ゴリゴリは筋肉の「凝り」です。
この「凝り」は頭痛や肩凝りを引き起こす原因にもなります。
咬筋が緊張することで、頭や首の筋肉も連鎖して緊張してしまうからです。
ですから、ゴリゴリの状態は良くない状態なのです。
・そもそもなぜコリが発生するのか?
筋肉は力を入れると固くなり、緩めると柔らかくなります。
肩凝りでいうとデスクワークなど同じ姿勢で固まると筋肉の動きがなくなります。
筋肉が動かなければポンプとしての機能が働きません。
その結果、通常であれば排出されるはずの老廃物がつまってしまうのです。
また必要な栄養も入りません。
そうなるとますます凝りがひどくなります。
包丁でもそうですが、柔らかいものをきると包丁はすっと入ります。
しかし固いものだとなかなか力を入れないと入りません。
同じように筋肉も固いと栄養が入りにくく、疲労物質が出にくいのです。
凝りをほぐすにはどうすればいいのか?
◆凝りをほぐすにはどうすればいいのか?
パッと思いつくのがマッサージ。
しかし、マッサージですが、
ゴリゴリのところにゴリゴリやっても大丈夫なのか?
これにはいろいろ意見があります。
痛みがあるくらい強く抑える方法をとってスッキリした人。
リンパの流れにそって手で皮膚を流すように滑らすことでスッキリする人。
こういったマッサージのやり方は個人の症状にあった方法というのがあります。
ですから、自分でマッサージ行う場合いおいては、
ゴリゴリではなく手を当てて擦るぐらいの力のほうが安心で安全です。
それくらいの力でも血行は良くなります。
じゃぁ具体的にどのように咬筋のマッサージはどのように行うのか?
1.咬筋を軽く抑えます。
2.その状態で口を広く開けたり、閉じたりします。
この動作を一日数回繰り返します。