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七夕には短冊に願い事を書いて飾りますよね。

そうすると願い事が叶うと言われているんですが、
実は願い事が叶う正しい書き方があるんです。

意外と知られていませんが、
七夕の伝説を振り返りながら正しい書き方を見ていきましょう。

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◆そもそも七夕の由来は?

そもそも七夕の由来はいくつかあるんですが、
日本で1番知られているのは織姫と彦星のお話でしょう。

織姫は毎日機織りをする働き者で、
そんな織姫にふさわしい相手ということで農家の彦星が選ばれます。

彦星も織姫に負けず劣らず働き者だったので選ばれたんですね。

織姫と彦星は結婚して幸せに暮らしていたんですが、
あまりにも仲が良すぎて2人ともまったく働かなくなってしまいます。

それを見て怒った神様が2人を引き離し、
まじめに働くなら1年に1回合わせてやると告げます。

その1回というのが7月7日の七夕の日です。

織姫と彦星は再会を願いながらまじめに働き、
ついに再会を果たすことができたというお話です。

2人の愛の物語というイメージが強く、
それはその通りなんですが少し悲しいお話でもありますね。

◆どうすれば願い事が叶うのか?

この話が元になって現代でも七夕の日には、
織姫と彦星のように願いを込めるようになり、
それを短冊に書いて飾るわけです。

じゃあどうすれば願い事が叶うのか、これが問題です。

織姫と彦星の話を思い出してみましょう。

2人とも仕事を疎かにしたことで神様の怒りを買い引き離されてしまいます。
ですが気持ちを改め、また努力したことで無事に会うことが許されています。

つまり願いを叶えるには、
自分自身が努力しないとダメだという意味が込められているのです。

そこで短冊に願い事を書く時は、
こうなりたい、こうしてください、と書くんじゃなく、

こうなる、これをする、と断言する形で書くのが正しいんです。

願い事というよりは目標を立ててそれを宣言する感じですね。

宣言することで自分の中で改めて目標を確認し、
それに向かって努力する気持ちを奮い起こすんです。

そして努力を続ければその願いはいつか叶うという考え方です。

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◆最後に

短冊に願い事を書く時、
ほとんどの人はこうなりたい、こうしてください、と書くはずです。

これは間違った書き方なんですね。

神様に頼っても願い事は叶いません。

そうじゃなく願い事を叶えるために、
頑張っている姿を神様に見てもらうことが大切で、
そうすれば織姫と彦星のように願い事を叶えてもらえるという仕組みです。

結局は自分が頑張らないと、どんな願いも叶わない。。。

これが七夕伝説に隠された本当の意味なのです。

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