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人生の節目にはいろんな事があります。
その節目に起こる出来事に関しては、それぞれ決まったマナーがありますよね。

そういったマナーについては、ぜひとも覚えておきたいものです。

今回入学祝いについてのお返しについてのマナーについての考察です。

はたして。。。入学祝いに対して、お返しは必要なのか?

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◆お返しをする必要があるのか?

入学式のお祝いに、お返しをする必要があるのか?
この点は迷ってしまうところです。

基本的に入学祝いは
子供に対するものなのでお返しの必要もないと言われています。

つまりお返しをしなくてもマナー違反ではないのです。

しかし、これは意外に知られていないことも多く、
お返しをするのが当然のマナーだと考えている方も少なくありません。

気を遣ってお返しはいらないよ、と言ってくれる方もいると思いますが
感謝の気持ちを表すためにもお返しをするのが一般的になっているのが現状です。

どうしてもお返しできない理由があれば別ですが、
そうでなければ原則としてお返しをしましょう。

◆お返しの相場と時期について

お返しに何を贈るかは明確に決まっているわけではなく、
贈答用の品物を贈ったり、お金を贈ったりします。

いずれの場合も
相場は、もらった金額の3割ほどで同等の金額にする必要はありません。

こちらが高価な品物や、もらった額と同じ額を返してしまうと
逆に失礼にあたりますので注意しましょう。

お返しをする時期は早いほうがよく、
遅くても入学祝いをもらってから1ヶ月後にはこちらもお返しをします。

1か月後というのは、どんなに遅くてもという意味で、
マナーを意識するならやはり1週間、2週間以内でしょうか。

なにかと忙しい時期ですし、

お金もかかる時期ですが忘れないように気を付けましょう。

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◆のし袋はどうすればいいのか?

次にのし袋の問題を考えてみましょう。

普段あまり人に物を贈った経験がないと、
のし袋の扱いは非常に難しいものだと思います。

入学祝いのお返しの場合、

めでたいことなので
水引(のし袋に付けられているリボンのようなもの)は紅白を選びます。

最近は、

のし袋に水引が印刷されているタイプもありますので、
そちらでもで構いません。

そして水引の上の部分に御礼、内祝と書き、
水引の下の部分には子供の名前を書きます。

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お返しをするのは親ですが
入学祝いをもらったのは子供ですので子供の名前を書くのがルールです。

この点をしっかり守っていればマナー違反をしてしまうこともありません。

◆最後に

最後に、できればお返しと一緒に感謝の手紙を入れておきましょう。

長文である必要はなく、
短い挨拶、お礼でいいので一言添えておくともらった方もいい気分になれます。

子供のためにせっかくお祝いをしてくれたのですから
感謝の気持はしっかりと伝えましょう。

直接会って渡し、その場で感謝の気持を伝えられるなら、
手紙はなくてもかまいません。

どちらにしても、

お返しをして終わりではなく、
お礼を伝えることがお返しとしてはなによりも大切です。

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