お盆には仏壇に提灯を飾って故人が迷わずに帰って来れるようにします。
ただ、初盆を迎える人なんかは、
提灯がなくてこれから買うという人も多いでしょう。
ところで。。。
お盆は自分だけじゃなく親戚一同で迎えるものですが、
提灯台は誰が支払うのでしょうか?
目次
◆提灯は誰が買う?
初盆の場合、普通の提灯ではなく白提灯という提灯を買います。
この場合は、お盆を迎える家で買うのが一般的で、
たとえば、自分の家に仏壇があるなら自分で提灯を買うわけです。
初盆以外で使う普通の提灯に関しては、
親戚が仏壇のある家に対して贈るのが正しいマナーになっています。
初盆・・・自分
普通のお盆・・・親戚
ただ、最近では、
この習慣はあまり見られなくなり、
普通の提灯も仏壇のある家で買うことが増えているようです。
◆提灯代は誰が払う?
どうして昔と違って今は自分たちで購入するようになったのでしょう?
それは、
提灯のデザインに好みがあること、
家の間取りや大きさによって適切なサイズが違うことが理由です。
じゃぁ、提灯代ってなんなのでしょう?誰が払うの?
現代のケースだと、
まず提灯を自分で買い、
お盆に親戚が集まった時に親戚は提灯代として現金を贈ることになります。
なので普通の提灯に関しては、
自分が一旦買うとしてもその費用は親戚のみなさんからもらえる形です。
自分が親戚の家に行く場合も提灯代を用意しておきましょう。
提灯・・・自分たちで購入
提灯代・・・親戚
◆提灯代の相場って?
じゃあ提灯代を用意する時の相場はいくらなんでしょう?
多すぎてもいけませんが、
少なすぎると恥ずかしい思いをしてしまいます。
あくまでも相場なので明確に決まっているわけじゃないんですが、
だいたいの相場は10,000円くらいです。
多くても20,000円くらいです。
事前に買った人に、いくらだったのかを聞いて、
その値段から用意する提灯代の額を決めるのもいい方法だと思います。
お盆に集まる親戚の数を考えれば、ちょうど良い額が見えてくるでしょう。
◆提灯代にお返しはいるの?
提灯代をもらう立場の場合、お返しをする必要はありません。
なぜなら、
親戚も自分も故人を迎えるという点では同じ立場なので、
お返しは不要なんですね。
気持ちだからとお返しをすると、
相手にかえって気を遣わせてしまうこともあるので注意しましょう。
それと、お供え物の費用なんかも渡す時は提灯代と一緒に渡してかまいません。
◆最後に
最近では、そもそも提灯を飾らない家庭も増えているようですが、
故人へ感謝の気持を伝えしっかり供養するためには、
提灯はきちんと用意したいものです。
自分で用意する場合も用意してもらう場合も、
その費用は誰が支払うのか?
相場はいくらなのか?
このあたりを知っておかないと困ってしまいます。
こういうマナーをしっかり認識できて、
初めて立派な大人になったと言えるかもしれませんね。
あわせて読みたい関連記事一覧