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お中元のお礼状の書き方は、
個人用なのかビジネス用なのかで微妙に違ってきます。

個人用だと親しい間柄なことが多いので、
あまり気にしない人もいるかもしれませんが、

目上の人に送ることもあるでしょうし、
最低限のマナーは把握して、
ちゃんとしたお礼状が書けるようになっておきましょう。

ここでは文例も交えながら個人向けお礼状の書き方を紹介します。

目次

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◆お礼状の基本

まずお礼状の基本ですが、

内容としては、

・時候の挨拶
・お中元へのお礼の言葉
・相手を気遣う言葉
・最後に日付と差出人つまり自分の名前

といった感じになります。

他にも書きたいことがあるなら書いてしまってもいいですが、
この内容を書いておけばお礼状として失礼のない形になります。

逆に今紹介した内容が1つでも書かれていないと、
相手が見た時にマナーができてない、
なんて思われてしまうかもしれないので気を付けてくださいね。

ではこのポイントを意識しながら実際にお礼状を書いてみましょう。

◆文例

「拝啓 盛夏の候、益々ご健勝のことと存じ上げます。

さて、このたびは大変素晴らしいお品を頂き本当にありがとうございました。

家族も大変喜んでおりました。

いつもながらのお心遣いに感謝申し上げます。

厳しい暑さが続きますがご自愛くださいませ。

まずは略儀ながら書中にてお礼申し上げます。」

例文としては、こんな感じになります。

時候の挨拶は他にもありますし、
感謝の言葉の部分も他に書き方はたくさんありますが、

ベーシックな内容だとこうした内容になると思います。

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◆お礼状を出すタイミング

ちなみにお礼状を出すタイミングですが、
やはり早いほうがいいのは間違いありません。

お中元が届いてから3日以内には出すのがいいでしょう。

それ以上遅くなるとちょっと失礼ですね。

◆お礼の品は必要なの?

また、お礼状だけじゃなくてお礼の品も贈りたいと考える人もいると思います。

気持ちはわかるんですが、
お中元はお礼の品は贈らないのが基本です。

どうしてもお礼状だけじゃなくお礼の品も贈りたい時は、
お中元としてじゃなく暑中見舞いとして贈ったりするといいでしょう。

お中元のお礼はお礼状でしっかり返せているので品物は別な形で贈るんですね。

◆最後に

お礼状は、どうしても普段使わない言い回しなんかを書くことになるので、
慣れていないと難しいものです。

とはいえ適当に書いてしまうと失礼ですし書き方はとても重要です。

ビジネスにおいても、
お礼状などかしこまった文章を書くことはあるでしょうから、
この機会に書き方を覚えておくのもいいと思います。

日本人の大人としてぜひとも抑えておきたい常識の1つですね。

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