残暑見舞いに贈り物をする時はのしを付けるのがマナーですよね。
最近では贈り物を買ったお店で、
のしまで書いて付けてくれることも多いんですが、
自分で書きたい、もしくは自分で付けるということもあると思います。
そんな時にマナー違反になってしまわないように、
のしの書き方や付け方をしっかり覚えておきましょう。
目次
◆水引はどうのようにすればいいの?
まずのしに欠かせない水引についてですが、
これは紅白で蝶結びタイプを選びます。
のしに直接水引が印刷されたものも販売されています。
これを使ってしまってなんら問題ないんですが、
紅白で蝶結びになっているものを絶対に選ぶようにしましょう。
これを間違ってしまうと重大なマナー違反です。
どうしてマナー違反なの?
水引きの結び方には2種類あります。
結婚のような一生に一度であるほうが良いお祝い事なのどの場合は「結び切り」
出産や進学など何度あっても嬉しいお祝い事の場合ですと「蝶結び」
となりますから残暑見舞いの場合は、
暑い季節相手の健康を気遣った贈り物であり、
また日ごろの感謝の気持ちでもありますから蝶結びなんです。
◆表書きについて
さて、のしには上と下部分にスペースがあると思いますが、
上の部分には、なんの贈り物なのかを書きます。
今回は残暑見舞いで贈り物をするので残暑見舞いと書くわけですね。
下の部分には送り主、つまり自分の名前を書きます。
こういう時はフルネームを書くのが良さそうな感じもしますが、
実際には名字だけでかまいません。
どちらも理想としては筆ペンや本物の筆を使って手書きしたいところです。
ない場合は、
マジックなんかでもいいですし、
パソコンを使って印刷してもいいと思います。
厳密に言うと正しい方法じゃないんですが、
最近では印刷するのも当たり前になってきてますし、
言葉使い同様に時代の変化と共に文化や慣習になっています。
印刷されているからと不快に思う人もほとんどいないので、
あまり気にしなくてもいいと思います。
自分の字に自信がないという人も、
印刷なら綺麗なのしを作れるのでそこもありがたいですよね。
手書きは気持ちがこもっている印象があるとはいえ、
字が汚いと正直なところあまり良い印象は受けないですよね。
贈る方としても相手にそんなふうに思われると悲しいので、
手書きかは印刷かは状況に応じて使い分けるくらいの気持ちでいいでしょう。
◆最後に
最後に、のしをどうやって用意するかですが、
文房具屋さんや100均でも売っていますし、
インターネット上にはのしのデータをダウンロードできるサイトもあります。
データをダウンロードして自宅のプリンタで印刷すれば、
のしが簡単に手に入っちゃうんです。
印刷する用紙も特別な紙にする必要はなくて普通のA4用紙なんかで大丈夫です。
自宅にいながらのしが簡単に入手できるのでおすすめの方法です。
のしの書き方などマナーを意識するのはもちろん大切ですが、
1番大切なことは感謝の気持ちを持って贈り物をすることだと思います。
形にとらわれ過ぎるんじゃなくどうやって思いを伝えるかも考えるといいですね。
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