暑い夏、人間は食欲がなくなったりして、
いわゆる夏バテになってしまうことがありますが、
実は犬も人間と同じように夏バテになります。
犬は言葉を話すことができませんので飼い主が夏バテの症状を把握し、
可愛い愛犬の状態を見極めることが大切です。
では、犬が夏バテになるとどんな症状が出るのでしょうか?
目次
◆夏バテの初期症状とは?
最初のうちは症状も軽いので、
普段と変わらないと感じることが多いかもしれません。
しかし。。。たとえば散歩に連れて行った時に、
・いつもより元気がない
・歩くスピードが遅い
・歩くこと自体がだるそうに見える
こんな時は注意が必要です。
こうした症状こそ初期の夏バテのサインだからです。
この症状が見られる段階では夏バテだとしてもまだまだ軽いもので、
飼い主が気を付けてあげればすぐに元気になるでしょう。
◆症状が進行していくと。。。
では夏バテがひどくなると、どうなっていくのか?
疲れているので睡眠時間がいつもよりも増えたり、
人間と同じで食欲がなくなったり、
さらにひどくなると下痢や嘔吐の症状も見られるようになります。
下痢や嘔吐の症状が出ると、さすがに異常だと気付けるのですが、
それ以外の症状は見落としてしまってもまったく不思議のない症状ばかりです。
ですから夏は愛犬の状態にいつも以上に気を付けないといけないのです。
散歩に連れて行く時は普段と違うことがないかをよくチェックし、
食事の量、睡眠の時間も、できれば細かくチェックしておきましょう。
早めに夏バテだと判断できれば対応もしやすくなります。
◆夏バテになってしまったらどうすればいいの?
では万が一愛犬が夏バテになってしまったらどうすればいいのか?
もっとも大事なことは暑い環境で長時間過ごすことがないようにすることです。
たとえば。。。
・犬小屋を日陰のあるスペースに移動してあげる
・水をこまめに替えて冷たい水がいつでも飲めるようにしておく
といった対策が有効です。
食事にも気を付け、もし食欲がないようなら、
・普段の食事ではなく好物をあげる
・普段食べさせていない食事をあげてみる
といった工夫もおすすめです。
また、ブラッシングをしてあげると、
こもった熱が逃げて体温を下げられるのでこれも有効な対策です。
◆最後に
もし症状がひどいようなら病院に連れていくのはもちろんですが、
夏バテがひどくならないよう、
そもそも夏バテにならないよう予防策を講じることも大切です。
愛犬の健康状態を守るのは飼い主の役目ですので、
夏の時期は特に気を付けるようにしてください。
そのためにも毎日の散歩、そして食事は、
愛犬の状態を見極めるとても良いタイミングですので、
しっかりコミュニケーションをとって些細な変化も見逃さないようにしましょう。
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