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犬を飼っていると病気になってしまうこともあります。

どんな症状が出ているのかをチェックし適切な対応をすることが大事です。

たとえば。。。
足に症状が出る病気も少なくありません。

愛犬が足を引きずっている。
歩きにくそうにしている。
歩き方がいつもと違う。

こんな時は病気の症状の可能性があります。

もし歩き方に違和感を覚える時は注意深く観察しましょう。

犬の病気で足に症状が出る場合には大きく分けて2つの理由があります。
・先天性
・加齢

この2つの観点から犬の足の病気について見ていきます。

目次

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◆先天性なもの

たとえば。。。
股関節形成不全という病気も足に症状が出ます。

文字通り股関節の形成に問題が生じる病気です。
つまり股関節が脱臼のような状態になってしまっているのです。

自分が足を脱臼した状態で歩くことをイメージすると、
これは犬にとっても大変な病気であるのがよくわかりますよね。

股関節の形成不全ということで、
生まれて間もない犬に見られる遺伝性の病気です。

だから生まれたばかりの赤ちゃん犬を飼い始めてから遭遇するケースが多いんです。

症状としては。。。
腰を左右に振って歩くようになる。
両足を同時に蹴って歩くようになる。

特徴的な動きをするようになるので発見はそれほど難しくはありません。

症状の程度にもよりますが手術による治療を行うこともあるので、
動物病院で診てもらい適切な治療をしてもらいましょう。

◆加齢によるもの

一方で、歳を重ねた犬によく見られるのが骨関節炎です。
関節が変形してしまったりする病気です。

そのため症状としては、
足を引きずって歩く。
頭を変に動かしながら歩くようになる。

などという具合に足周辺に変化が見られます。

この骨関節炎という病気は、加齢、つまり老化が大きな原因になります。

そのため、完治させるのは基本的に不可能となり、
進行を抑える治療しかできないのが現状です。

完治しないとはいえ、進行を抑えるだけでもずいぶん犬にとっては楽になります。
ですから動物病院に行って薬をもらうなどしましょう。

また別の治療法としては、
人間と同じく加齢により、どうしても筋肉が衰えてきます。

ですから筋肉を付けることでも症状が良くなる可能性は十分にあるのです。
老犬だと、なかなか難しい部分もあるのですが運動療法も効果を期待できます。

この病気も重度だと外科手術をするケースがあるので、
手術の必要性の有無も含めて医師に判断してもらうことが大切です。

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◆最後に

あなたの愛犬が、

足を気にしている。
歩き方がおかしい。

こんな時はなんらかのトラブルを抱えている可能性が高いです。

もちろん病気だけが原因ではなく怪我の可能性もありますが、
いずれにしても治療を行って健康状態を改善してあげるのが飼い主の役目です。

散歩の時など、常に愛犬の状態に目を配り異常にすぐ気付けるようにしましょう。

また、なんでもないだろうと放置したり、
自己判断で勝手に治療するのも良くありません。

まずは医師に診てもらって正確に状態を把握し、
適切な対応をすることが愛犬といつまでも暮らすためのポイントです。

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