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スマホや携帯電話コーナーでも見かける、
アクセサリーのフィルムなどに、ブルーライトカットとか、

目に良いサプリメントの説明書きに、ブルーライトに効果的などといった感じで、

ブルーライトに関する文面をよく見かけます。

なんとなく目に良くない光というイメージはあるのですが、

そもそもブルーライトって何なのか?
また、ブルーライトが目に与える影響って一体どんな事なのか?

気になってはいるものの、多くの人があまり理解していないの現状です。

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◆ブルーライトって何から出てるの?

ブルーライトって何から出てるのかというと、

スマホや携帯電話をはじめ、テレビやパソコン、
ポータブルゲーム機からも発せられている光の事です。

全部どれも目で見ながら使う物ですよね。

便利で使い勝手が良い製品ばかりですが、
そこから発せられるブルーライトの光というものが、

実は非常に目に良くない影響を私たちに与えているのでは?

と言われているのです。

◆ブルーライトが何故目に悪いのか?

ブルーライトが何故目に悪いのかというと、波長の短さにあります。

波長が短い状態とは図で書くと

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左に行く方が波長が長い状態で右に行く方が波長が短い状態になります。

この図を波と考えるなら、波の数が右に行くほど多くなっています。
波が多いということは、それだけエネルギーが多いのです。

つまり波長が短いほどエネルギーは強いということになります。

・そもそもブルーライトって何?

人間が目に見えている光としては「赤・橙・黄・緑・青・藍・紫」となります。

すなわち上記の可視光線という部分の、
青色の部分の光をブルーライトと言っています。

この目に見える光は順番に左から右にエネルギーは強くなります。

ちなみに一番弱い色は赤であり、皆さんおなじみの赤外線という光になります。

ブルーライトの光は図を参考に見た場合エネルギーとしては、
かなり強いエネルギーであることがわかります。

・どうしてエネルギーが強いと目に良くないのでしょう?

波長が短いとエネルギーが強いということが分かりましたが、
どうしてエネルギーが強いと目に良くないのでしょう?

ブルーライトよりも波長が短くなるとエネルギーはさらに強さを増します。

目に見えない光では「紫外線」
(紫の外ですから図でいうと紫より右になります)

この「紫外線」といえば、皆さんおなじみの体に良くないものですよね。
紫外線を浴び続けると、皮膚ガンだとか老化だとか。

目には白内障などの原因になると言われています。

このように紫外線は人間にとって有害な光になります。

ブルーライトはそんな紫外線と同じくエネルギーが強いのならば、
目に当たらない方が良いだろう。。。

というのが目に良くないとされる理由です。

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◆実際はどうなのか?

目のレンズ部分の水晶体の奥にある、
網膜に影響を及ぼす可能性があると言われています。

なぜなら網膜に達したブルーライトは、
そこで活性酸素を生んで目の老化(細胞死)を早めてしまいます。

それが続くと網膜疾患や黄斑変性を引き起こす原因にもなる可能性がある事が、
色々な研究で分かってきました。

そこでブルーライトをカットした実験を行いました。
その結果、目の老化(細胞死)を減少することができたのです。

そのため網膜疾患や黄斑変性を引き起こす可能性を軽減できるというものです。

◆最後に

ブルーライトは良くないものというだけではありません。

ブルーライトは太陽光や部屋の明かりにも使用されているのです。
ですから朝起きた時に浴びると脳が活性化されます。

ただ朝や昼に見れば問題ありませんが、
困るのが夜にブルーライトを見続ける事です。

就寝前の暗い部屋でスマホなどの画面を見続けると、
ブルーライトの刺激によって副交感神経が働かなくなり、

不眠症や睡眠障害といった症状を引き起こす事も分かっています。

そういう状態が続けば、体だけでなく目も、
眼精疲労、ドライアイ、ピントが合わないなどの症状になりやすくなります。

だからこのブルーライトが目に悪影響を及ぼすと言われているのです。

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