引越しの際にご挨拶などを煩わしいと思い挨拶に伺わない場合、
「引越しして来て挨拶がない、常識はずれ」
と誤解されてしまうケースもあります。
上手にお隣とお付き合いを行って双方ともに快適に生活したいもの。
ですから引越しをするとなれば引越し前、
もしくは引越し後に、お隣に挨拶に行く必要があります。
ただ挨拶に行くときは時間帯に気を付けましょう。
目次
◆挨拶をする時の適切な時間とは?
一般的に引越しの挨拶をする時間帯として適しているのは
午前10時くらいから午後7時くらいまでの間です。
ただし昼食の時間帯である午後12時前後だけは避けるようにしましょう。
昼食を作っている時や食べている時に
来客があると相手としても面倒ですし迷惑をかけてしまいます。
また、
夜遅くになってしまうと、やはり迷惑になってしまうので、
基本的には日中、遅くても午後7時くらいまでがベストな時間帯なのです。
同様に朝早くも迷惑になりますので注意しましょう。
一般的な常識で考えて訪問しても問題ない時間を狙うわけです。
ただ、生活スタイルは人それぞれで、
これらの時間帯に家に居ない方も少なくありません。
日中に訪問して不在だった場合は夕方に再度訪問し、
それでもいない場合は日を改めます。
◆いつも不在の場合
挨拶しようにも、いつも不在のような場合ですと、
手紙を投函しておくなどの方法も検討しなければなりません。
隣が確実に家にいて、それでいて迷惑にならないと、わかっているなら、
挨拶に行く時間は早朝や夜遅くでもかまいません。
しかし。。。
引越したばかりで、それを把握するのは難しいと思うので、
やはり手紙が良い方法になるでしょう。
手紙だと粗品を贈るのが難しくなりますが、
粗品はまた別なチャンスで渡せばかまいませんし、
手紙と一緒に投函してもいいでしょう。
◆休日なら大丈夫?
また、土日祝日は家でゆっくり寝ているという方もいるので
午前10時でも早過ぎる可能性が出てきます。
挨拶が休日になる場合は午後になってからと考えるのがおすすめです。
◆挨拶をするタイミングについて
さらに挨拶をするタイミングですが、
これは引越し前と引越し後、どちらかを検討する必要があります。
引越し当日は荷物の搬送などで騒がしく、
ご近所に迷惑をかけることもあります。
理想的なのは引越し前に挨拶に行き、
引越し当日はご迷惑をかけてしまうかもしれませんと伝えることです。
引越し後の場合は
作業が終わってからになるので迷惑をかけたことを謝罪しておきましょう。
こうすれば新居でのご近所付き合いも円滑に進みます。
◆最後に
なにかと忙しい時期ではありますが、
こちらの都合を最優先して相手の都合を無視してしまうと、
悪い印象を持たれてしまい、
引越し早々にご近所との関係が崩れてしまいます。
引越しの挨拶はマナーとして重要ですが、
それで相手に不快な思いをさせてしまうようでは意味がありません。
いつ挨拶に行くのが良いのか、これはしっかりと考えておきましょう。