最近よくCMでも見かけるのが電動歯ブラシですが、
その使い方について手磨きと比べてどう違うのか気になりませんか?
また電動歯ブラシと手磨きではどちらがよく磨けるのか?
わざわざ手で使っていたのを電動にしたわけですから、
本当のところが知りたいですよね。
特に虫歯で悩んでいる人にとっては、
より奇麗で確実に磨ける歯ブラシを使いたいと思うのは当然でしょう。
目次
◆手磨きと電動歯ブラシ、どちらがよく磨けるの?
手磨きと電動歯ブラシ、どちらがよく磨けるといった違いはさほどありません。
電動歯ブラシの方が綺麗に磨けるとかそういった事ではないのです。
えっ!!ないの?!
それじゃぁ電動にする意味がないんじゃないの?
答えとしては、
手で磨くほうが綺麗に磨けるとか、
電動歯ブラシを使ったほうが綺麗に磨けるといったことではないんです。
どちらにもそれぞれ特徴があり、
メリットやデメリットがそれぞれあるという事なのです。
結論から言えば、併用するのが好ましいのです。
◆電動歯ブラシの違いとおすすめ
手磨きであろうが、電動歯ブラシであろうが、
歯ブラシは正しい使い方をしていればどちらも綺麗に磨く事ができます。
まず電動歯ブラシには色々と種類があります。
・普通の電動歯ブラシ
・超音波歯ブラシ
・音波歯ブラシ
という感じで3つに種類が分かれています。
・普通の電動歯ブラシ
普通の電動歯ブラシは、歯ブラシの先端が振動しているものです。
特にそれ以外で普通の歯ブラシと何ら変わりはありません。
・超音波歯ブラシ
超音波歯ブラシは周波数領域(2万ヘルツ以上)で
人間には感じることのできない周波数の高い音波を使っています。
そのため振動を感じることはありませんし、
使用した感じでは、ほとんど動いている感がありません。
そのため、使い方としては通常通りの歯磨きの仕方になります。
つまり普通の歯ブラシと何ら変わりのないブラッシンぐが必要となります。
ですが、その特徴としては超音波による細かい振動が、
歯石と歯のくっついている部分を剥がれやすくしてくれます。
・音波歯ブラシ
次に音波歯ブラシですが、毎分3万回程度の振動があります。
音波には水分を揺らすという特徴があります。
その振動を伴った水分でもって、
歯と歯の隙間の届かないところの汚れを落とす効果があります。
通常の歯磨きよりもゆっくりとした動きの歯磨きをする必要がありますが、
歯ブラシ自体も振動をしていますから、
手で磨くよりも何倍も多くブラッシングもしてくれます。
このように電動歯ブラシには色々と種類がありますが、
・普通の電動歯ブラシ
・超音波歯ブラシ
・音波歯ブラシ
これら3つの中では音波歯ブラシが最も人気が高いです。
◆電動歯ブラシの使い方と手磨きの必要性
電動歯ブラシを使うことで、手磨きでは取りにくいプラークなどを、
早く奇麗に落とせるところがメリットだと言えます。
電動歯ブラシは2分程で70%くらいプラークを落としてくれます。
いっぽう手磨きは、70%まで落とすためには15分くらい必要となります。
しかし、電動歯ブラシのメーカーにもよるでしょうが、
プラークは70%落とせてもそれ以上は落ちないケースもあります。
残りの30%というのが歯周ポケットや歯間です。
そういった部分は専用の歯ブラシで手磨きしないと奇麗にはなりません。
つまりは使い方としては併用が一番奇麗になるんです。