冬の味覚の一つである蟹はとても美味しいですよね。
とは言え、いろんな種類の蟹があります。
通販などでも年末になると、カニ祭のごとく、あちこちでカニを見かけます。
さて、どれを食べようかと思いながら品物を見ているのではないでしょうか?
カニといえば、大きな松葉ガニなども味わい深いですが、
少し小さめのコッペ蟹も人気があります。
コッペ蟹は資源保護からの理由で、ある一定の時期しか漁ができません。
ですから、まさに限定された時期物です。
このコッペ蟹は一見するとサイズこそ小さくて物足りなく思うかもしれません。
ですが、コッペ蟹はズワイガニ(松葉蟹・越前蟹)のメスなのです。
ズワイガニは蟹の中でも人気があるカニですからね。
コッペ蟹も想像している以上にとても美味しい蟹なのです。
目次
◆コッペ蟹の食べ方はどのようにしたら美味しいのか?
でも、普通のサイズの蟹よりは足なども小さく、
どこを食べればいいのか分からないという人も少なくありません。
コッペ蟹はタラバガニなどと違い、サイズが小ぶりです。
そのため、大抵は購入した時には全身がある状態になっています。
通販で購入する場合には、生と蒸したものと茹でたものがあります。
私はすぐ食べれれるようにと茹でを買いました。
茹でと蒸すのとでは、蒸すほうが水っぽくないので良いとのことです。
中国などでは基本カニは蒸しだそうです。
これは後で知って、次の機会には蒸しで食べようと思います。
・外子
外から中へと食べ進めていくと食べやすいので、
まずは外子とも呼ばれる蟹のふんどし部分を外してみましょう。
そうすると、ぷちぷちした赤い粒々が見えます。
これは外子と言われる卵なので、ちょっと行儀が悪く見えるかもしれませんが、
そのままかぶりついて食べてしまいましょう。
もちろん、スプーンなどで外しても構いません。
醤油をかけて食べてもOK。
・内子
その後は両足を内側に折って下さい。
蟹味噌も見えてくるのですが、その近くに赤い塊のような部分もあります。
これはこってりとした味わいが特徴の内子(卵巣)です。
ぜひ食べて欲しいとても美味しい部分です。
コッペ蟹の美味しさはここにあると言ってもいいぐらいの味わいです。
そのまま食べてもいいですし、蟹味噌と混ぜて食べても味わい深いです。
ここにお酒を入れてじんわりと味わう方もいるので、
お酒が好きなら試してみて下さい。
・足
後は、細い足をぽっきり通りながら中の身をとっていきましょう。
しかし足はホントに細いというか薄いですから身はほぼない感じです。
そのまま食べてもいいですし、蟹味噌や内子と食べてもいいでしょう。
私の場合はチューチュー吸い取る感じです。
足はそのまま味噌汁にいれてカニ味噌汁にしたり、
ほぐした身と足のぶつ切りを一緒にいれて、醤油とお酒、だし汁を加えて、
御飯と一緒に炊けばカニ飯になります。
◆最後に
基本的に食べ方は好きなように食べればいいのです。
最初に全部食べられる部分を作っておいてもいいですし、
外側から食べながら楽しんでいくのもいいでしょう。
その時は蟹の身をとるのに夢中になってしまって、
会話がなくなってしまうかもしれませんが、それも蟹料理の醍醐味でしょう。
手が汚れやすいので、手拭なども何枚か用意しておくと食べやすいです。