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婚姻届は、必要な書類を揃え、正しい書き方で提出しなければ受理されません。

結婚の第1歩で躓くことほど悲しいことはありませんので、
きちんとした知識を身に着けておきましょう。

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◆名前について

まず婚姻届に記す名前は、旧姓を用います。
このとき見落としやすいのが、旧字体です。

戸籍には旧字体であるにもかかわらず、
いつも書き慣れている文字を使ってしまう人が少なくありません。

まずは戸籍を落ち着いて確認していきましょう。

また、婚姻届を提出する際に届け出れば、新字体に改めることもできます。

◆住所について

住所欄は当然ですが、住民票に記載されているものを書きます。

結婚と同時に新居に移り新しい住所となる人も多いでしょう。
その場合、婚姻届の提出だけでは住所変更ができません。

ちゃんと住民票移動(転出・転入・転居)の届け出しなくてはなりません。

もし、住所変更を同時、もしくはすでに済ませているのであれば、
妻の住所欄は「夫に同じ」と記載して大丈夫です。

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◆父母の氏名と続柄(つづきがら)の書き方

父母の氏名を書くところも意外と間違えやすいものです。
たとえ死別していた場合でも空欄にしてはいけません。

そして、両親が離婚しているのであれば、
父と母両方の現在の名前をフルネームで記載しておきます。

・続柄(つづきがら)

続き柄の書き方としては、長男・長女であれば、長と記します。

そして気をつけたいのは、次男・次女の場合においては、
「二」「三」と漢数字でもって「二男」「二女」と書くのが正解です。

決して「次」や「2」を用いないようチェックしておくべきです。

◆夫婦氏と新しい本籍

婚姻後の夫婦の氏は、選んだほうが戸籍の筆頭者になります。

田中太郎さんと鈴木良子さんが結婚した場合において、
夫である田中の名字を使用した場合は田中となります。

また、新しい本籍を記す欄がありますが、
このときに夫婦まとめて新居の住所にしておけば便利です。

なぜなら、あとから戸籍謄本を取得するときなどに、
戸籍謄本は本籍地の市区町村に交付申請する必要があるからです。

◆同居を始めたとき・職業・届出人署名押印

同居を始めたときの欄は、
結婚式の日付のほうが早ければ、そちらを記載します。

職業欄を6つの中から選び、
最後に、届出人・連絡先・証人の欄を埋めれば完成です。

それぞれ印鑑を押すのを忘れがちなので、
早めに準備して、再確認する余裕を持つのが失敗しない近道といえます。"

◆婚姻届の証人

証人を頼む相手ですが、20歳以上の人なら誰でもOKです。

証人と書いてありますが、お金の貸し借りの時に必要な「保証人」とは違います。
ですからここに記入してもらう際に、もし不安を感じる人がいた場合、

証人になったとしても、なんらデメリットはないことを伝えてあげましょう。

婚姻届の証人を頼んだ人には、
氏名、住所、生年月日、本籍を記入し署名押印してもらいます。

その際のハンコは認印でOKです。

また夫婦で証人になってもらう場合は、
夫婦で同じハンコを使用するのではなく、別々のハンコを押してもらいましょう。

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