保育園への入園準備で悩んでしまうお母さん。
その一つに学習用品への名前付けがあります。
どこの場所に名前を付ければいいのかわからない。
そう思っている人も多いと思います。
まず、名前付けの意味をきちんと理解する事から始めましょう。
目次
◆名前付けが必要である理由とは
初めて子供が保育園に入園すると、いろいろなトラブルが発生します。
その一つが、
ほかの児童の物を持って帰ってしまったり、
ほかの児童の持ち物に自分の物が紛れ込んでしまうトラブルです。
ここで注意したいのは、
その子やほかの子がワザとほかの人の持ち物を持って帰ってしまったのではない。
その部分を注意しましょう。
持ち物の名前が分からず、
自分の物だと思ってほかの人の持ち物が紛れ込んでしまうのです。
保育園児ですから、
自分の物がなくなっても小学生や中学生のように探すこともできず、
持って帰ってきて保護者がチェックし、はじめてわかるのです。
保育園の入学説明時の名前をきちんとつけてほしい。
その目的の1つはこうしたトラブルを防ぐことを意味しています。
特にみんな同じ持ち物の場合。
例えば箸セットとかですと、
まったくみんな同じ物を園で用意しますから
二人同時に床に落とすともうどちらのものかもわかりません。
同じスプーンやフォークなので入れ違いであっても問題はないのですけど、
たまに
「誰々ちゃんのスプーンがありません。
間違ってひとつ多く持って帰っていませんか?」などと聞かれます。
そんな時に名前があるとすぐにわかりますからね。
また園がはじまって間もなくは先生も顔と名前を覚えるものの
どうしてもバタバタとして間違えやすい時期でもあります。
名前がないと確認する時間だけでもかなりかかってしまいます。
すこしでも先生の負担が軽くなると
子供へ気配りする時間も増えますから、
やはり名前は書いてある必要があるのです。
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◆名前の書きかた
ただ名前を書くのではなく、場所や大きさを工夫し、
先生やほかの児童、本人にその持ち物が自分のものである事。
それを意識させるのが一番の目的になります。
着替えをする子供たちがいる教室は、
ものがゴチャゴチャになったジャングルのような場所。
そこでもわかるように、
自分の名前を学用品に付ける工夫が保護者に求められます。
簡単なのは、子供服や靴下などに
子供でもわかる大きな文字やゼッケンをつけることです。
ゼッケンは縫い付ける必要がありますし、
子供がかゆがって嫌がる可能性もでてきます。
名前ペンで子供でも分かるように大きな文字で書いておくといいでしょう。
書く場所ですが、
靴下は底(足の裏部分)に書きます。
靴も書かないといけませんので踵と中にも書いてます。
下着はゴムの部分、もしくは正面の真ん中の上。
服の場合は左下の部分に正面から見て分かる場所に書いてました。
◆最後に
中には学用品や洋服にお金を使って、高価なものを与える人もいるでしょう。
そうした人は名前ペンで直接記入するのに大きな抵抗があるかもしれません。
しかし、子供の学用品や洋服はあくまで消耗品です。
それなりの費用は覚悟しなければなりませんが、
あまりに高額な学用品や子供服を購入する必要はありません。
余所行きに高いブランドの子供用品を購入するのもいいですが、
保育園の生活にあまりそうした事は必要ないでしょう。
子供の名前付けは保育園のトラブル回避が一番の目的です。
保育園の先生は活発な子供たち20人ほどの保育をしなければいけません。
ほかの人の荷物に紛れ込んでしまっても気づかないことも多く、
トラブルに発生してしまうことも考えられます。
そうならないように、子供に分かるように自分の名前を確認しておきましょう。
分かりやすく、大きな字でわかりやすい場所に書くのがポイントです。