私たちの生活の中で、発泡スチロールは欠かせない存在となっています。

日常生活において入れ物であったり緩衝材であったりと、
さまざまな使用用途で利用されている便利なもののひとつです。

しかし、使い終わった後や製品を購入した後に残る発泡スチロールって、
結構かさばったりするので邪魔になったりします。

ですから、いざ捨てようとするのですが。。。

あれ?と捨て方が分からないという経験はないでしょうか?

そんな場合、まずは発泡スチロールに、
どんな種類があるのかを先に知っておくことが重要です。

なぜなら種類に応じて分別方法が違うからです。

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◆えっ!!発泡スチロールに種類があるの?

①緩衝材

家電製品などのクッション材などの用途に使用される発泡スチロールは、
EPSと呼ばれています。

一番目にすることが多い発泡スチロールです。
この発泡スチロールは、原料のビーズを発泡、成形することで作られます。

そのため出来上がったものは表面にビーズのような模様ができることが特徴です。

②容器トレー

また魚や肉、お総菜を購入するとついているトレーがありますよね。
これも発泡スチロールの種類のうちのひとつです。

原料を薄く伸ばした後に型で抜いてトレー状にしたもので、PSPと呼ばれています。

カップめんの容器などもそうですね。

③断熱材

さらに住宅やマンションなどの断熱材や、
畳の芯として利用されている発泡スチロールもあります。

ビーズを発泡させるのではなく、押出機を使用して作られることが特徴です。

押し出された後には板状に成形されます。
青や緑、オレンジ色に着色されていることがほとんどです。

このように、さまざまな用途に発泡スチロールは使用されます。

◆発泡スチロールの分別の仕方や捨て方について

大きく分けると発泡スチロールの種類は上記のような感じになります。
一般家庭においては発泡スチロールのほとんどが緩衝材か容器だったりします。

分別方法なんですが地域によって違いはあります。
ですが一般的にはプラスチックごみ(資源ごみ)の回収指定があります。

その場合、①緩衝材②容器の発泡スチロールはプラスチックごみになります。

もし、プラスチックごみ(資源ごみ)の指定がなければ一般ごみとして扱います。

気を付けたいのは、容器として使用した発泡スチロールにおいては、
洗ってもきれいにならない場合はプラゴミではなく一般ごみとして扱います。

・一般ごみとは?

一般ごみの種類としては、

・燃やすごみ
・不燃ごみ

というかんじで自治体により分別方法が異なります。
ですから、お住いの地域の分別に従い仕分けしましょう。

また断熱材などの大きいものは粗大ごみにしなくてはならない場合もあります。
ですが細かくして指定の袋にいれれば通常の回収で捨てることは可能です。

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◆最後に

大きな発泡スチロールを細かくすることが面倒な場合は、
不用品回収業者に依頼することも手段のひとつです。

食品トレーなどは捨てるだけではありません。

スーパーなどにリサイクル用の回収ボックスが設置されていて、
回収していることも多くあります。

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