免許を取得してから1年未満は、初心者マークを張り付ける必要があります。

初心者マークの本来の目的というのは、
前後にいるドライバーへ初心者であることをわかってもらう内容が基本です。

そのため義務とされる期間はきちんと守っていくことが大切です。

ですから道路交通法によって定められていることを理解して、
見やすい位置に貼っておくことが大事なのです。

そこで見やすい位置とはどこなのか?
見やすければどこでも貼っていいものなのか?

貼り付ける際に吸盤タイプのものでも良いのか?について書いています。

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◆初心者マークの位置ってフロントガラスに貼ってもいいのか?

結論としてフロントガラス部分へ初心者マークは貼れないのです。

・ではどうして貼れないのか?

まず表示位置について交通課のHPによると、

「車体の前面と後面の両方に、
地上0.4メートル以上1.2メートル以下の見やすい位置に表示してください」

つまり前と後ろに周りから見やすい高さのところに貼る必要があるのです。

では地上0.4メートル以上1.2メートル以下の見やすい位置ならば
フロントガラスに貼り付けても良いのだろうか?

国土交通省の定める所によるとフロントガラスへの貼り付けは原則禁止です。
貼り付け可能なものは道路運送車両法の保安基準で定められた物に限ります。

例えば車検のシールやETCアンテナなどはOKです。

吸盤を用いて貼ることがダメであるということ以前に、
貼り付けることがダメなのです。

◆フロントガラスに吸盤でくっつけていいのか?だめなのか?

まず前提として定められた物以外は付けてはいけません。
では吸盤でくっつけるのはどうなのか?

吸盤自体は特に定められていません。

ですから基本的に問題はありません。

しかしフロントガラスの上部で、
20%以内の範囲ないなら可能ということになっています。

黄色の部分にならOKだということになります。

しかし、吸盤が問題なのは実は火災なのです。

透明の吸盤の場合レンズ効果になり、
車内の火災の危険性があるのでやめましょうということなのです。

・フロントガラスには定められたもの以外は付けてはいけない
・吸盤は開催が起きる原因になりますからやめましょう

これら2つがあわっさって、
「吸盤の初心者マークはフロントガラスに張ったらダメ」

となったと思われます。

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◆結局どこに貼ればいいの?

交通課のHPによると、

「車体の前面と後面の両方に、
地上0.4メートル以上1.2メートル以下の見やすい位置に表示してください」

初心者マークは交通全体の安全を確保するために開発されたものであるため、
該当する際は前後2か所へ貼り周りに知らせる義務があるのです。

このようなことから車の前には、
マグネット式の初心者マークをボンネットに貼りましょう。

車の後方の場合は2通りあります。

まずひとつは前方と同じくマグネット式の初心者マークを貼りましょう。
もう一つは車の後部がアルミの場合マグネット式では貼れません。

ですからリアガラスに吸盤式を貼りましょう。

しかし、リヤのガラスの場合には気を付けたいことがあります。

もともとスモーク(黒いガラス)の場合があります。
ですから視認性(見やすい)を考えることが重要です。

◆最後に

初心者マークは1年過ぎれば原則として外してよいことになります。

逆に言えば1年以内に初心者マークを貼ることを怠れば、
罰金の対象になってしまいます。

ですから免許を取得した直後に正しい位置へ貼る意識が大切です。

初心者マークとは、ドライバーどうしが安心して運転できる環境をつくり、
事故の軽減へつながる活動に関連しているのです。

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