友人の子供や親戚などに、小学校の入学を迎えたり、
幼稚園の入園を迎える子供がいれば、入学祝いを贈る人も多いでしょう。

入園や入学の際に品物を贈ると、他の人の贈り物と重なりがちになります。
例えば私が小学生の時には色鉛筆のセットを2つもらいました。

それが、お金の場合、必要なものが揃えられるし、かぶることもなくなります。

ですので近年ではお金をお祝いとして贈るケースも増えてきています。

そこで。。。入学祝い金を贈ろうと。

お金を贈る際には、のし袋に入れて贈るのが一般的です。

しかし。。。

のし袋には相手の名前を書くのか?
はたまた自分の名前を記入するのか?

聞かれると明確に理解している人は少ないのです。

おめでたい贈り物であるからこそ、
間違いのないように、書き方にも注意を払いたいところです。

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◆のし袋には相手の名前は書かない?

のし袋への記入の仕方としては、
水引きの上の部分には一般的には「祝御入学」と記入します。

しかし祝御入学は4文字なので縁起の悪さを気にするのであれば、
祝の文字を大きく書き、御入学と書けばよいでしょう。

水引きの下の段には、
祝御入学の文字よりも少し小さな字で自分の名前を記入します。

これって結婚式でもそうですけど、自分の名前を表にかきます。
ですが。。。普段このようなのし袋って使いません。

ですがハガキなどは良く利用したり、目にしたりしますよね。
そのためハガキ感覚で送る相手の名前を書こうとしてしまうケースがあります。

袋の表に自分の名前を書いていると、なんだか変な違和感を感じます。

ハガキの場合は全く知らない人が届けますから、
届け先がわかるようにしてあります。

ですが、入学祝いは手渡しですし、身内だったり知り合いです。
ですからお祝い事のある相手というのは決まっています。

そのため相手の名前を書く必要はありません。

むしろ、相手が誰から頂いたものなのかをわかるように、
自分の名前を書いておくのです。

・書き方について

個人で贈る場合には真ん中に氏名を書き、
夫婦で贈る場合には右側に夫、左側に妻の氏名を書きましょう。

連名で送る場合には、3人までは全員氏名を記入します。
右側から位が高い順に、友人同士であれば五十音順に記入しましょう。

地域によっても異なりますが、基本的には毛筆や筆ペンで記入しましょう

さて記入も大事なのですが、のし袋の選択も重要です。

◆のし袋の選び方にも注意が必要です

のし袋に記入する前に、まずはのし袋の選び方にも注意が必要です。

「御祝い事だから赤が使われているものを選べばよい」
のだと思う人もいるかもしれません。

しかし、のし袋には様々な用途に合わせて種類が豊富にそろっています。

もしも間違って選んでしまうと、
真逆の意味となりとても失礼にあたるため注意が必要です。

・水引について

まず気をつけなければならないのが水引きの結びです。
(水引とは袋の真ん中にある紐みたいなものです)

水引きには蝶結びと結びきりの2種類があります。

入学祝いののし袋には、慶事に使用する紅白蝶結びのものを選びましょう。

理由としては蝶々結びは何度も結び直しができることから、
何度あっても良い祝い事に使用します。

・金額による選択

金額によっても選ぶポイントがあります。

一般的に1万円以下の金額を贈るのであれば、
水引きが印刷されているシンプルなものを利用しましょう。

なぜ1万円以下の場合はあまり豪華でないのし袋を使用するのか?
それはマナーとして、のし袋の豪華さを金額にあわせるためです。

金額高ければそれに見合った豪華なのし袋で包む事になるのです。

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