クーラーは必ず業者に設置してもらう必要があると考えがちですが、
実は手順さえ知っていれば素人でも不可能ではありません。
器用な人であれば意外と簡単であると感じることもあるでしょう。
せっかく激安のクーラーを見つけても、工賃が高ければ意味がありません。
節約したい人はチャレンジしてみるのも一つの手です。
目次
◆必要な機材を揃える
まず必要な機材を揃える必要があります。
必要な工具といえばこんな感じ。
・ミニ真空ポンプ(TA150SB-2)
・ミニ真空ゲージキット(TA142MK)
・クイックハンドル式フレアツールセット(TA55HBT-2)
・トルクレンチ1/4″(TA771B)
・トルクレンチ3/8″(TA771H)
・バルブ付きチャージホースセット(TA132AA-3)
これらをすべて揃えるとなると、9万円になります。。。
しかし、何回も使うものではないので基本的にレンタルで済ませるのが得策です。
特に真空ポンプなどは高価なので購入するのは現実的ではありません。
一方で工具については購入した方が安上がりの場合もあります。
たとえばドライバーや六角レンチなどは数百円で入手が可能です。
それらと同時に、配管ホースなどの部材を購入しましょう。
配管用のテープやパテなども必要になります。
フレアナット
ウォールキャップ
非粘着テープ
粘着テープ
片サドル
木ビス
シールパテ
ドレンホース
◆いよいよ設置の作業を開始
必要なものが全て揃ったら、いよいよ設置の作業を開始します。
最初に行うのは壁に穴を空けることです。
室内機と室外機を接続する配管を通さなければなりません。
ただし、元から配管用の穴が設けられている場合は必要ないです。
次に室内機を取り付けるため、専用の板を壁に設置します。
こちらは板の穴にネジを通して固定するのが一般的です。
配管用の穴とのバランスを考えながら場所を決めることがポイントです。
完了したら室内機を設置して、配管パイプの加工を行います。
このとき配管に水が入ると、
クーラーの運転効率が落ちる恐れがあるので要注意です。
外側と内側の配管をつなぐときはナットをしっかり締めましょう。
冷媒のガスが漏れないように、しっかりと締めることが大事です。
排水用のホースもこのタイミングで取り付けると良いです。
◆真空ポンプを用いて真空引きを行うステップ
ここまで来たら配管を室外機に接続します。
最後は真空ポンプを用いて真空引きを行うステップです。
十分に実施しておかないと電気代がかかりやすくなります。
以上が設置の手順の概要ですが、
失敗する可能性もあるので取り組むかどうか自己責任で判断しましょう。
こうしてみると。。。自分で行うのって結構たいへんです。
不安なら、やはり業者に頼んだほうが安心安全です。
以前、水道を自分で交換したんですが、
その時もシールテープがいるなんて知らなかったので水漏れがとまらない。。。
結果、水道屋さんを呼びました。
しかし、次回はできるようになりました。
だから経験という意味では心に余裕があるならやってもみてもよいかなと。
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