飛行機を使って移動する時、
ちょっとした荷物や機内で使いたい物は手荷物として持ち込みますよね。
ただ手荷物に関しては各航空会社で制限があり、
持ち込める手荷物の数も決められています。
ルールを事前に知っておけば準備もスムーズにできますね。
目次
◆持ち込みできるのは1人につき1個?
たとえば国内大手の航空会社であるJAL、ANAの場合。
どちらも持ち込める手荷物の数は1個までと、
手荷物の他に身の回り品が1個持ち込めるようになっています。
つまり実質2個持ち込めると考えてOK。
手荷物は重量やサイズも決められており、
・重量は10キロまで(身の回りの品を含めた総重量)
・サイズは3辺の合算が115cm以下
(一般的な旅行かばん1つ分くらい)
身の回り品についての制限なのですが、
実は結構あやふやで、手荷物の制限以内でしたほぼ大丈夫です。
私の場合ですとウエストポーチだったり、ショルダーバッグだったりします。
他の組み合わせでいうなら
・キャリーケースとハンドバッグ
・キャリーケースと書類入れ
・キャリーケースとリュック
・ボストンバッグとハンドバッグ
などです。
身の回りの品っていうのは、
パスポートや財布、カメラ、ガイドブック、
筆記用具、スマホ、鍵、お化粧など必要なものを入れておくカバンですから、
そこまで大きくならないという解釈です。
旅行かばんを持ち込めるので、その中に複数の物を入れることは可能で、
そう考えると結構な数の物を持ち込めるわけです。
旅行カバンに10キロまでという制限を考えると、
持ち込みたいけど持ち込めないというケースはほとんどないはずです。
もちろん中身については赤外線チェックされ、
安全が確保されなければ持ち込めませんし、
液体関係のものについては小分けするなど制限があります。
この制限は他の航空会社でも基本的に一緒ですが、
細かい部分で各航空会社ごとに違いがありますから、
利用する航空会社が決まった時点で、
手荷物の扱いについて確認しておくのが理想的です。
そうすれば荷物の準備もしやすくなりますし、
空港に着いてからトラブルになるのも防げます。
◆最後に
最近は世界各地でテロ事件が相次ぎ、
日本もオリンピックを控えていることもあって、
飛行機の警備は今まで以上に厳重になっています。
その関係で手荷物に関するルールが急遽変更される可能性も考えられますので、
ここで紹介したJALやANAを利用する場合も、
できれば事前に手荷物について確認をしておきましょう。
いつの間にかルールが変わっているかもしれません。
利用する私達にとっては、
手荷物にまで制限がかけられるのは少し不便な面もありますが、
それも飛行機が安全に運行するためです。
航空会社としてもサービスとの両立を考えながらの対応ですので、
航空会社と他の乗客に迷惑をかけないようにするのも大切なことです。
小さなものでもライターのように絶対に持ち込めない物もありますので、
何を、どのくらいまでなら持ち込めるのか、
これをしっかり把握して快適に飛行機を使えるようになっておきましょう。