たとえば空港に着く前にコンビニで買ったお茶など、
液体を機内に持ち込みたいこともあると思います。
ですが現在、飛行機内への液体の持ち込みは,
かなり厳しく制限されていて、
ルールを知らないとチェックインに時間がかかってしまい面倒です。
また、持っている液体を破棄しないといけないこともあるので注意しましょう。
目次
◆ペットボトルの制限について
一般的に液体は100ミリリットルを超えると、
機内への持ち込みができなくなります。
ペットボトルに入ったお茶やジュースなどは、
大半が100ミリリットルを超える量が入っているので、
飲み物はどんなものであれ持ち込めないんです。
じゃあペットボトルの中身をあらかじめ飲んでおいて、
100ミリリットル以下になっていればいいのかというとそれも違います。
この場合、容器が100ミリリットルを超えるので結局持ち込めないんですね。
なので飲み物に関してはチェックインを済ませて後、
セキュリティゲートを通った後に免税店で購入するか、
機内でのサービスしかありません。
自分の好きな飲み物を自由に持ち込めた方が便利ですが
安全上仕方ないことなので諦めましょう。
ちなみに。。。
手荷物という形で機内に携帯するわけにいきませんが、
預け入れの荷物として、
スーツケースにしまうことで運搬すること自体は可能となります。
◆液体というのは飲み物だけではない?!
液体というのは飲み物だけではなく、化粧品も一部が液体に該当します。
化粧水や乳液、クリーム状になっている化粧品、
クレンジング、美容液、洗顔料などです。
これらもすべて液体とみなされて、
先ほど紹介した条件(100ml以下)に引っかかっていると持ち込めなくなります。
ですから機内に持ち込みたい場合は、
持ち込みたい液体用品を100ml以下の容器に小分けします。
それらを1リットル以下の、
ジップロックみたいな袋に入れて持って行くならばOKです。
(一人1袋まで)
機内で化粧をすることはあまりないでしょうから、
ほとんどの場合、手荷物として持ち込むことはないと思いますが、
手荷物の中に間違って入れてしまっていないかどうかを、
しっかり確認しておきましょう。
この他にも香水や歯磨き粉、ライターなども液体扱いです。
少しでも液状のものが含まれていれば液体に該当すると考えておくと確実です。
◆例外
液体の中でも医薬品だけは例外として機内で服用する分だけが持ち込み可能です。
とはいえチェックでは引っかかりますので、
あらかじめ職員に医薬品の持ち込みをしたいことを伝えておきましょう。
医薬品に関しては機内で服用できないと、
健康上に大きな影響が考えられるので特別な対応をしてくれるんですね。
医薬品という例外があるものの、
すべての航空会社で液体は原則として持ち込めません。
◆最後に
不便なこともあるかもしれませんが、
液体に該当する荷物はカバンに入れて預けるのが基本です。
手荷物として持っていくのは医薬品だけにして、
液体はもちろんですが手荷物そのものを減らす工夫をするのが、
スムーズに飛行機を利用するコツです。