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お盆になると仏壇の前に飾りを置いて故人が帰ってくるのに備えますよね。

飾りといっても好きに飾り付けしていいわけじゃなくちゃんと決まりがあります。

最近では知らない人も増えてきているようなので、
盆飾りについて正しい知識を身に付けることが大切ですね。

目次

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◆提灯

盆飾りの代表的な飾りと言えばやはり提灯でしょう。

故人の霊が迷わず家に帰ってこれるように、
その目印としてお盆には提灯を飾っておくのが定番です。

飾るタイミングは13日の夜からで、提灯を飾って明かりを灯しておきます。

提灯のデザインは基本的に好きなものを選んでかまわないのですが、
新盆の時に限り家紋の入った白提灯を飾るのが一般的です。

ご家庭に無いという場合もあると思いますが、
初盆に備えて親族でお金を出し合って購入するケースが多いようです。

もちろん親族の中に提灯を買ってくれるという方がいるなら、
甘えてしまうのもいいと思います。

いずれにしても提灯は、
盆飾りの中でも特に重要な飾りなので必ず用意しておきたいですね。

◆きゅうりとなす

きゅうりとなすを飾ったりもします。
割り箸が刺さっていてまるで馬のような見た目をした飾りですね。

これはまさに馬の役割を果たしていて、故人が移動するのに使うとされています。

じゃあなぜきゅうりとなすなのか?

これについては正確なことはわかっていないんですが、
ちょうとお盆の時期に採れる野菜だからという説もあります。

たまたまお盆の時期にあったから、
そんなちょっとしたきっかけだったのかもしれませんね。

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◆その他の飾り

ほおずきも飾る場合があります。

ほおずきは見た目が提灯に似ていることから提灯の代わりとして使われたようで、

ほおずきを漢字で書くと、
鬼灯になることからも提灯の代わりになっているのがわかります。

なので提灯を飾るならほおずきは無理に飾らなくてもいいかもしれません。

この他にも蓮の葉やミソハギの花、そうめん、水の子なんかも、
お盆の時期になると仏壇の前に飾ります。

もちろんすべてを飾る必要はありません。

どこまで用意するかは各家庭での判断になります。

◆何を準備してよいか分からない

しかし。。。こういったお盆の飾りは、
どんなものを準備してどのようにしたら正しいのか、

さっぱり分からないことが多いです。

誰に聞いてもなかなか要領を得ません。

そういう場合はお盆用のセットがありますから、
それを参考にするとすごく助かります。

◆最後に

お盆の時期はなにかと忙しくて、
飾りを用意して飾り付けるのも大変かもしれませんが、

故人に感謝の気持ちを伝えるためにも、
できるだけしっかりと準備したいところです。

普段会う機会が少ない親族とも顔を合わせる時ですし、
みんなが気持ちよく過ごせるような準備が大切ではないでしょうか。

そのために盆飾りの用意は欠かせません。

できるだけ飾り付けも豪華にした方が故人も喜ぶかもしれませんね。

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