秋になれば神社なんかで七五三のお祝いとして、
健康をお祈りしてもらっている人もチラホラ見かけますね。
可愛い男の子の袴姿や女の子の着物姿は本当に癒されます。
目次
◆七五三の年齢について
もともと七五三は昔にあった習わしです。
昔は乳幼児の死亡率が今よりもかなり多かったのです。
ですから、3歳、5歳、7歳の節目の時に神社においては、
健康や厄除け、また感謝の意を述べる機会があったのです。
男の子の七五三というのは5歳のお祝いの時にお参りするのが通常ですが、
3歳は男女どちらもお祝いして良し、となっています。
地域や県によっても変わってくるので、
分からない人は自分の住んでいる地域に合わせておきましょう。
また7歳だけは女の子だけとなりますので、男の子はお祝いをしません。
◆七五三っていつやればいいの?
七五三のお祝いをするにあたり、
特にはじめての場合に疑問に思うことがあります。
その疑問というのが、
・数え年でやるべきか?
・満年齢でやるべきか?
ということが圧倒的に多いです。
昔の伝統そのまましたいのであれば、数え年で行うと良いでしょう。
昔は満年齢ではなく、数え年で年を数えるのが当たり前だったのです。
そのため生まれた年を1歳と考えていました。
今では数え年で数える事はありませんから、満年齢でお祝いする人も多くいます。
つまり。。。誕生日が来て初めて五歳になるのが「満●才」であるので、
その年の七五三でお祝いするということです。
ちなみに、何月が七五三のお祝いの時期なのかというと、
七五三は11月15日が基本的なのですが、きちんと決まった期日はありません。
ですから10月から11月の間で、
家族にとって都合の良い日などにお祝いするのが一般的になっています。
「満5才」ですから誕生日を迎えてはじめての10月から11月となります。
12月に誕生日を迎えるならば、来年の10月から11月となります。
お祝いの本来の目的というのが健康や感謝であります。
その思いを込める事が大切なので、
あまり「数え年」や「満年齢」にはこだわらなくても良いのです。
◆七五三の祝い方
七五三の祝い方ですが、
いつもお参りしている氏神様や近所の神社に予約して行くのが良いでしょう。
あまり遠いところの神社を選ぶと、
子供にはしんどい思いをさせるだけになってしまいます。
なぜなら。。。
奇麗な衣装を来て、髪型もセットしてとなると。。。
朝からそれはそれは大変です。
それだけでも小さい子供にはかなりしんどい行事となるからです。
さらにその後、祝詞とかあったりするから、ぐったりです。
その祝詞代は大体5千円から1万円の間ですが、
神社によって違いがあるので予約の際に聞くと良いでしょう。
◆写真や服装について
今は写真スタジオでの写真撮影の方がメインになってしまい、
お参りされない人も増えてきています。
本来七五三は、子供の健康を願うための儀式です。
ですから、できればきちんと神社で祝詞をあげてもらいましょう。
とはいえ記念撮影も思い出になりますので、ぜひとも残しておきたいですね。
服装なんですけど、男の子の服装は大体袴が一般的です。
もしトイレなどの事を考えて心配な方は、スーツでも全く問題ありません。
衣装については貸し衣装屋さんではなく写真スタジオで衣装を借りて、
そのまま神社にお参りできるスタイルが選ばれています。
◆最後に
記念撮影が終わったら、家族やお祝いをしてくれた祖父母みんなで、
ディナーなどに出かけてみてはいかがでしょうか。
子供の好きなレストランなどを予約しておくと良い思い出ができますね。