暑い季節になると、エアコンは欠かすことができないものです。
エアコンは部屋の室内機とベランダの室外機の2つがセット。
室外機は外にあるため、直射日光が当たります。
その結果として、室外機が熱くなってしまいます。
そうなるとエアコンの冷却効率はどうなるのでしょう？
また、熱くならないようにするために、
エアコンの室外機にとりつけるカバーは必要なものなのか？
目次
◆室外機が熱を持つとどうなるのか？
室外機の働きとしては夏場は部屋の中の空気の熱を外に出しています。
その結果涼しくなるという仕組みなんです。
ここで、室外機が熱を持った状態になると、熱をうまく放出できません。
そうなると、冷却効率が低下してしまうことになってくるのです。
そこで、なんとか熱を放出しようとして電気をたくさん使うことになります。
ですから室外機に直射日光が当たらないようにして熱を持たないようにするのが、
効率よくエアコンを使用する方法となります。
まとめると。。。
室外機が熱を持つことで
・冷却効率が低下してしまう
・電気代が余計にかかる
ということになってくるのです。
そこで室外機に直射日光が当たらないようにするために、
室外機カバーが必要となってくるのです。
◆室外機のカバーの効果ってどうなの？
室外機を効率よく作動させるために必要な条件として、
気をつけなくてはならないのが、
「直射日光で熱を持たないようにする」ということでした。
そこで直射日光を避けるために室外機カバーをするとどうでしょう？
確かに直射日光を避けることはできます。
しかし。。。
室外機にとって大切なのは熱を持たせないことです。
ですので、室外機カバーを付けることで室外機から熱い空気が放出される時に、
その空気がカバーによりきちんと放出されない状態になります。
そうなると、カバー内部に熱がこもってしまいます。
室外機の温度の上昇を防ぐために設置したカバーが原因で、
温度が上昇してしまうことになってしまいます。
室外機の周りは空気が循環しやすいような状態にしておく必要があるのです。
この事に十分に注意することが大切です。
◆直射日光を避けるためにはどうすればいいの？
直射日光が当たる場所に室外機がある場合には、
日よけを取り付けると室外機本体の温度が上昇するのを防ぐことができます。
そうすることで電気代の節約にもつながります。
じゃぁ直射日光を避けるためにはどうすればいいのか？
直射日光を避けるためには室外機カバーではなくて、
日よけを設置して日陰を作りましょう。
・室外機カバーは使っても効果はないの？
エアコンが作動してない場合には、カバーもその効果を大いに発揮できます。
ですから室外機カバーは使っても効果ありとなります。
ですけど、エアコンを作動させるときには外しましょう。
◆室外機を置く場所は大丈夫？
次に大事な事といえば、室外機を置く場所に気をつけることです。
そうすることでエアコンの効率を上げることができます。
たとえば。。。
壁にぴったりと設置するのではなく、
すこし風の通り抜けるスペースを作るようにすると効果的です。
また室外機の吹き出し口の前に物をおくことは避けましょう。
せっかく排出した熱い空気を、
また吸い込んでいては電気代も掛かるというものです。
◆最後に
直射日光が当たる場所にある室外機の場合にエアコンを稼働させるのであれば、
日よけを取り付けたり、室外機を置く場所の通気性に気をつけることで、
電気代の節約も期待できるわけです。
また、電気代を安くするためにカバーを購入するはずが、
かえって出費がかさむことになる可能性があることを忘れないことが大事です。
室外機を設置している場所によっても対応は異なってくるので、
しっかりと対策をしたいものです。
