年度の始まりとなる3月や4月などの春の季節には、
一人暮らしを始める学生や社会人が非常に多く見られます。

また、新しく一人暮らしを始めるだけでなく、
仕事の転勤によって引っ越しを行う人も多いでしょう。

一人暮らしの人が引っ越しをする際においての荷物の量については、
家具や家電などは単身用の容量の比較的小さめのものです。

また、荷物も一人分ですから家族世帯よりも少ないです。

ですので、業者に頼んでも、
それほど費用はかからないだろうと考えている人もいるでしょう。

しかし単身の引っ越しでも、引越しの繁忙期にあたってしまうと、
10万円近くの費用を支払うことになる可能性もあるのです。

そこで、一人暮らしの引っ越し費用っていくらくらいが相場なのでしょう?

目次

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◆引越し費用の内訳について

そもそも引っ越し料金というものは、基本の料金が法律によって決まっています。

国土交通省HP 引越しの運賃・料金表>>>

荷物を積み込むためのトラック代として、
大きさ、時間、距離により基本的な運賃の上限下限が決まっています。

そこに、実際に掛かる「実費」と「サービス料金」がプラスされます。

<実費>

・引越しにかかる人件費
・移動距離に応じて必要となる高速道路の料金
・ガソリン代
・積み込み積み下ろしの作業
・荷造りの作業
・ダンボールなどの梱包資材

<サービス料金>

・エアコン取り外し、取付
・不用品の処理

などが挙げられます。

これらをあわせた金額が一般的な引越しの金額となるのです。

大まかな内訳としては、

「運賃」+「実費」+「サービス料金」

こういった感じになるので本来なら季節問わず同じ料金設定になるのです。

ですが、引っ越しの繁忙期ともなれば、
これらの基本料金に価格は「割増料金」として上乗せされるのです。

「運賃」+「実費」+「サービス料金」+「割増料金」

逆にいえば閑散期の平日を引越しの日として選ぶことにより、
引越しに掛かる費用は安く済むということとなります。

◆一人暮らしの引っ越しにかかる料金相場の目安はいくら?

一人暮らしの引っ越しの際に、通常の引っ越しと同じような方法を利用すると、
家族世帯と同じように価格が高くなってしまいます。

一人暮らしの引っ越しにかかる料金相場の目安としては、

・同一市内で3万円から5万円
・同一県内で3万円から8万円
・県外になると5万円から15万円

という感じの料金体系となっています。

では、どうすればより安く引越しをすることができるのでしょう?

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◆一人暮らしの引っ越しを安く済ませる方法とは?

そこでおすすめなのが、
一人暮らしの人におすすめの単身パックと呼ばれるものです。

単身パックは多くの業者が扱っているプランで、
専用のボックスに入るだけの荷物を運んでもらうというシステムです。

このような単身パックを利用することで、
最も安い業者の料金は1万3650円まで下がります。

理由としては輸送手段としてのトラックに専用のボックスを乗せるのですけど、
その時に外の荷物の入った専用のボックスも積み込みます。

ですから引越しだけでなく、
他の荷物も同時に運ぶことで輸送コストを削減しているのです。

ですから単身パックを利用しても、荷物が多い人の場合には、
専用ボックスに入りきらなくなる場合は注意が必要です。

というのもボックスに入らなかった分を別に運ぶ必要が出てくるからです。
そのために別途費用がかかってしまったりします。

結局さらに費用を支払うことになる可能性も起こりえますので、
見積もりの時点でしっかりと確認するようにしましょう。

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