赤ちゃんが布団を嫌がるため蹴ったりして、
すぐに起きてしまうことに悩んでいるお母さんは多いと思います。
嫌がってすぐ起きてしまうのはどうしてなのか?
それは赤ちゃんならではの特徴によるのです。
目次
◆布団を嫌がるのはどうしてなのか?
その原因、実は暑いからなんです。
・でも。。。どうして赤ちゃんは暑がりなの?
赤ちゃんは、新陳代謝が活発なため、
大人の2倍以上の汗をかく程暑がりです。
また、体温調節機能が未熟なので、
周りの室温などの影響をもろに受けやすいという特徴を持っています。
つまり、大人以上にお布団や室温などの環境に左右されやすいのです。
◆布団を蹴ったりしてしまうのはなぜ?
赤ちゃんは「暑い」ということを言葉で表すことが出来ません。
お母さんやお父さんは赤ちゃんを寝かしつける時に、
「お腹が冷えないように」と布団を掛けてあげたりしますよね?
その結果しばらくすると赤ちゃんの体は暖まってきます。
しかし。。。
暑くなりすぎても、赤ちゃんは大人とは違い自分で布団を外すことができません。
ですので動かせる足をジタバタさせて布団を蹴ってしまうのです。
このように赤ちゃんがお布団を蹴っている時は「暑い」というサインです。
◆ではどのように対処すればいいのだろう?
赤ちゃんが自分でできないのなら、
お母さんが対処してあげることが大切になってきます。
ですが、どのように対処すればいいのでしょう?
前にも述べましたが赤ちゃんは暑がりで汗かきなのです。
ですから服装に関しては生後2か月くらいまでは大人と同じにします。
生後2か月以降は大人より1枚少ないくらいで大丈夫なのです。
例えば。。。
大人がトレーナーの長袖を着ているとしましょう。
それに対して赤ちゃんは薄い長袖くらいでOK。
大人にはちょっと寒く感じるくらいが目安となります。
寝る時に掛けてあげるお布団も同じです。
大人が薄い掛布団を使っているなら赤ちゃんはタオルケットでOK。
大人よりも1枚軽めに、というのが目安になります。
◆最後に
布団を蹴る子は、春でも秋でも蹴ってしまいますが、
特に室温が高い夏に増える傾向があります。
また逆に室温が低い冬も布団を掛けすぎてしまい布団を蹴ってしまいます。
赤ちゃんは本当に寒い時は身体を縮めて泣きます。
なぜなら泣くことで身体が暖まるからです。
私も何度か赤ちゃんが身体を縮めているのに気づき、
温かい毛布にくるんで室温も上げて、しばらく温めた事がありました。
だからといって逆に着せ過ぎや暖め過ぎも良くないのです。