古くなってしまった油ってどうしてますか?
そのまま排水溝に流すような捨て方をしてしまうと、
水質の悪化を招く要因になります。
また、排水パイプに分厚い油の層を作ってしまうことで、
そこに汚れがたまってしまいます。
そうなると、高圧洗浄機でも取れないほどの汚れの層を作ってしまいます。
特にマンションなどの場合は、排水管の詰まりの原因となります。
目次
◆じゃぁ油の捨て方ってどうすればいいのでしょう?
一般的な油の捨て方といえば、
市販の油を固めたり吸収させて捨てることができる処理剤を利用することです。
・固める処理剤
固める処理剤は、油の温度が高い間に鍋に入れて、きちんと溶けるまで混ぜます。
そのまま約1時間放置します。
すると寒天のように固まるので、
それを自治体の捨て方に合わせて捨てるだけです。
多くの自治体では燃えるゴミ扱いです。
・吸わせる処理剤
吸わせるタイプの処理剤は、
しっかりと吸わせた後に燃えるゴミとして処分します。
固める処理剤との違いは冷えた油でも使えるという点です。
・リサイクル
また、近頃ではエコブームということもあって、
使い終わった古い油のリサイクル活動を行っている自治体や店があります。
もし家の中で邪魔にならない場所があるのであれば、
捨てる油をまとめておいて、ある程度溜まっらリサイクルに出しましょう。
そうすることで、バイオディーゼル燃料などに加工されます。
◆一番手軽な油を捨てる方法
捨てるものに処理剤を買うのは勿体ない。。。
リサイクルのために取っておくのが面倒。。。
そういった場合において、一番手軽に油を捨てる方法は、
新聞紙などの不要な紙に吸わせてしまうことです。
ポリ袋やナイロン袋に古新聞や古雑誌など吸水性の良さそうな紙を入れ、
そこに冷えた油を流し込んで吸収させます。
さらに、自然発火を避けるために水分も吸収させます。
その後は、袋を縛って燃えるゴミとして処理することができます。
同じようにポリ袋を牛乳パックにして処理も行うことも可能です。
ポリ袋や牛乳パックに紙を入れる時なんですが、
綺麗に詰めないようにしましょう。
丸めたり、破って入れるようにしましょう。
なぜなら、その方が油や水を吸収するスピードが早くなるので、
捨てるための処理に時間をかけなくて済みます。
◆最後に
油が熱いうちに小麦粉や片栗粉を入れて混ぜるという方法もありますが、
きちんと固まりません。
どろっとさせてから同じように牛乳パックやナイロンに入れることになります。
そのため、油の重さプラス小麦粉や片栗粉の重さも加わります。
そうなると、ナイロン袋は重みで破れてしまう可能性もあります。
また小麦粉や片栗粉を使用する場合、大量に必要になってしまいます。
ですから、おすすめはしません。
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