夏になると食べたくなるかき氷、
みなさん自分の好きなシロップをかけて食べると思います。
聞いたことある人もいるかもしれませんが、
このシロップ実は味がまったく同じという説があるんです。
つまり。。。
メロン味もイチゴ味もレモン味も、
かかっているシロップは同じものというわけです。
これは本当なんでしょうか?
目次
◆かき氷のシロップの真実とは?
まずかき氷を食べた時のことを思い出してみてください。
シロップの味が違えば実際に感じる味も違うはずです。
なら。。。シロップの味に違いがないというのは嘘になりますよね。
ですが衝撃的なことに、
シロップの味そのものには確かに違いがないんです。
どういうことかというと、
シロップの原材料自体は味による違いがまったくなく、
同じシロップを使っているんです。
・じゃあ食べた時に味が違うように感じるのはなぜか?
これは味というよりは風味や香りの違いによるものです。
たとえばメロン味のシロップの場合、
シロップに着色料と香料を加えてメロンっぽさを出します。
だから緑色をしたメロンの香りのするシロップができあがるんです。
そして人間の味覚は不思議なもので、
目に映る色や鼻から感じる香りで味の感じ方が違ってきます。
つまり。。。
味そのものはどれも一緒だけど、
色と香りが違うから味も違うように感じる仕組みです。
ちょっと信じられない気もしますが、これがかき氷のシロップの真実です。
どうしても気になる人は、
目をつぶった状態でシロップをかけてもらい、
鼻をつまんだ状態でかき氷を食べてみてはどうでしょうか?
視覚も嗅覚もない状態だと、
何味を食べているのかまったくわからないかもしれません。
味覚というのはそれだけ他の感覚にも影響されているんです。
◆すべてのシロップが同じ味ではない?!
ただ、すべてのシロップが同じ味とは限りません。
たとえば女性が好きな宇治金時や
最近定番になりつつあるブルーハワイやコーラ味なんかは、
そもそも使っているシロップが違っていたり、
シロップを使っていなかったりするので例外です。
昔からあるメロン味、イチゴ味、レモン味なんかに使われているシロップが、
元はすべて同じものという話です。
また、最近ではちょっと高価なかき氷も出ていますが、
こうしたかき氷なんかも特別なシロップを使っていたり、
果汁を使っていたりするので同じ味とは言えません。
となるとシロップがすべて同じ味というのは、
半分本当で半分ウソと言ってもいいのかもしれませんね。
真実がどうであれ実際に感じる味は違いますし、
美味しいことは間違いないのであまり気にすることもないと思います。
◆最後に
ちなみにお祭りでの出店なんかでもかき氷って売っていますよね?
娘達とお祭りに行くと必ず買うのが、
かき氷のシロップを使用したジュースなんです。
どういうわけなのか、このジュースって長蛇の列ができるんですよ毎年。。。
作り方は、各シロップに三ツ矢サイダーを注いで出来上がりなんですけど、
かき氷と同じくメロン、レモン、いちご、があります。
これも同じシロップ。。。なんですね。
でも飲むとあきらかに違うんですよね。不思議です。