袋や缶などの入って販売されていることが多い飴は、
賞味期限が長く量も多いため、すぐに食べきることがほとんどありません。

しばらく食べないで、そのままの状態で放置なんてこともよくあります。

夏の時期など飴を放置して、
しばらく期間があいてしまうと袋の中などで溶けてしまいます。

夏の飴の保存ってどうすればいいのか?
それともやはり飴が溶けるのはしょうがないことなのでしょうか?

目次

スポンサーリンク

◆飴の保存方法はどうすればいい?

飴の保存方法としては、

 

・涼しい場所に置く
・乾燥した場所に置く

といった方法が有効となります。

ではどうして涼しい場所で、乾燥した場所でないとダメなのだろうか?

◆飴が溶けるのはしょうがないことなのか?

飴が溶けてしまう理由は、
飴を製造する時に使用している原料に原因があります。

飴を製造するためのは砂糖も原料の一つですが、それに加えて水飴も使用します。

砂糖だけの場合は溶けにくいのです。
例えば、氷砂糖は水分ゼロのショ糖の塊で溶けません。

しかし、それとは違い水飴を使用していると溶けやすくなるのが大きな特徴です。
なぜなら水飴は常温で溶けている状態だからです。

ですから砂糖と水飴からできている飴は高温になるほど溶けやすくなるのです。

特に暑い夏のシーズンではこのような現象を多く見ることができます。

スポンサーリンク

◆飴が溶けるのは温度が高い場合だけではない

飴が溶けだしてしまうのは、高温だけが理由ではありません。
温度に加え、湿度も溶けだしてしまう原因の一つです。

湿度が約80%ほどになると、
水分を吸収してしまい溶けることが増えてしまいます。

湿度と気温が高くなる夏などでは、
他の季節に比べて溶けやすくなるのはそのためです。

◆夏の飴の保存について

気温が高くなる夏は、飴の保存方法はどうすればいいのか?

まず直射日光が当たる場所は、
高温になりやすくなるため避けるようにしましょう。

湿気が多い場所も溶けてしまうことが多いため、
直射日光の当たらない風通しの良い場所で保存するようにします。

保存場所としてはは気温が高くならず乾燥した場所を選ぶようにします。
例えばキッチンにある棚などに置いておくとよいでしょう。

また、蔵庫の中は温度が低くなるので、
保存場所にしておくと溶けることを防ぐことが可能です。

しかし、冷蔵庫に保存する場合は注意が必要になります。

冷蔵庫での保管は他の場所に置いておくよりも冷たくなります。

つまり冷蔵庫の中は外よりも温度が低いということは、
収納したものを出すと温度差で結露が発生する原因となるのです。

結露が発生すると水分が生じ飴が溶けだしてしまうことがあるため、
食べる分だけ取り出すようにすることが大切になります。

スポンサーリンク
おすすめの記事