夏になりスーパーに行くと贈答用から瓜みたいなメロンまで、
様々な種類のメロンが売られています。
メロンは甘いのが普通ですが、まれに苦味を感じることがありますよね?
メロンまるごと一つ苦いのではなく、場所により苦かったりします。
その苦味には、なんか原因があるのでしょうか?
それとも腐ってるから苦いのでしょうか?
目次
◆メロンの苦味ってなんか原因があるの?
メロンに苦味を感じる場合。
そのメロンはベストな状態ではないということです。
苦味の原因は、
・熟していない
・熟しすぎ
・病気
◆熟していない
メロンに苦味を感じる理由のひとつは追熟していないことが原因です。
というのも収穫したばかりのメロンは甘くないのです。
食べごろではないため甘くないのに加えて、
ククルビタシンというヘタに近い部分に含まれる成分が苦味を感じさせるのです。
◆熟しすぎ
熟しすぎるとメロンに含まれる「ククミシン」により苦味成分が生じます。
また食べた時に舌がピリピリします。
◆病気のメロンである可能性
食べたときに強い苦味を感じる場合は、病気のメロンである可能性があります。
メロンが病気になると、苦味成分が増えるためにかなり苦くなります。
病気にかかっているかの判断は、皮と果肉を見て判断します。
皮の一部が白かったり果肉の色が変わっている場合は病気の可能性が高くなります。
◆メロンの美味しい食べ方
メロンは、しっかりと熟させてベストなタイミング食べることが大事。
メロンが食べごろかどうかを見分けるには
・ツルの状態
・見た目
・香り
・感触
・ツルの状態
ツルを見たときに茶色くて乾いていればベストな状態と判断します。
・見た目
見た目は色が薄くなってきたら食べごろです。
・香り
甘くて美味しそうな香りが表面から漂ってきたら食べてOKです。
・感触
おしりの部分の丸いところを指で軽く押してへこんだら食べごろです。
しかし確認しようとするあまり強く押さないようにしましょう。
◆追熟の方法
食べごろでない場合は常温で保存していれば美味しくなります。
・なぜ冷蔵庫ではダメなのか?
それはメロンの追熟温度は25度から30度が適温で、
気温や湿度が高ければ高いほど早く熟すからなのです。
さらに夏に食べることが多い果物ですから気をつけたいのはエアコンの風。
冷えすぎるため風が直接あたらないように気をつけましょう。
冷蔵庫は追熟が終わり食べる2時間前くらいに冷やしましょう。
保存場所としては風通しのよい場所で保存します。
品種によって異なりますが、
スーパーで購入したら3日から5日前後が食べる目安になります。