証明写真を撮るという場合なんですが、ただ記念にというわけではありません。
多くの人は目的を持って撮りますよね。
例えば、
・パスポートに使う
・運転免許証に添付する
・転職のための履歴書用
などという具合に目的は様々あります。
このときの服装はどうしたらいいのでしょうか?
それには、その目的を考えて、
それに相応しい服装を選ぶ必要があると言えます。
目次
◆パスポートや運転免許証の場合の服装は?
・パスポートの場合はどうでしょう?
パスポートは身分証明にもなりますが、
一般的には海外旅行するためでありますから、基本的には普通の格好でOK。
・運転免許証の場合はどうでしょう?
この場合も目的は自動車を運転するためです。
ですから、本人確認ができる事が優先されます。
そのため、パスポート同様に普通の服装であって良いわけです。
・では普通の格好とはどのような服装なのでしょう?
具体的に言えば、
キッチリした印象をあたえるようなスーツにネクタイである必要はありません。
シャツやジャケットにノーネクタイでもいいというわけです。
男性を対象にした表現をしていますが、
女性の場合もこれらに準じて考えれば問題はありません。
堅苦しい服装でなくて良いのです。
パスポートや運転免許証の場合で注意することは服装よりも、
本人確認のための顔が重要なのです。
ただしパスポートや運転免許証が職業と密接につながる場合は、
別の配慮は必要になります。
◆転職なのどの履歴書の場合の服装は?
しかし、転職の履歴書となると、そうは行きません。
なぜなら目的が明らかに違うからです。
この場合の目的は、就職試験に合格し、その企業で働くこと。
そういった場合における証明写真はビジネススタイルということなります。
会社の面接です、遊びに行くようなラフな恰好とでは印象が違います。
ですので、あくまでスーツにネクタイ着用というのが、
望ましいというよりは、常識であると言った方がいいでしょう。
でもそれは営業職や事務系のお仕事の場合だけではないの?
工場などの現場で働く場合はどうなの?
仮に職種が現場作業であったとしても、
会社の公式行事などにはビジネススタイルで参加したりします。
また面接も作業着で行われる場合もあるかもしれませんが、
人事部の方が面接されるとなると、その人たちは当然キッチリした服装です。
ですので、履歴書の写真をとる場合の服装は、
男性であればスーツにネクタイ着用ということとなります。
たまに、今はエコ社会だから、ネクタイは無しでもいいのではないか、
という人がいますが、写真となれば別と考えた方がいいでしょう。
ポイントは、その人にとってもっとも公式な服装は何かと言うことです。
公式と言っても冠婚葬祭での公式とは違います。
タキシードというのは、また別の視点ですので、これは問題外です。
◆最後に
さらに、追加で承知しておかなければならないこともあります。
証明写真を取る場所においてはスピードカメラ、写真屋さんなどありますが、
ご自分で、自宅でデジタルカメラなどで撮影する人もいます。
その場合、パスポートや運転免許証についても同じことが言えることですが、
背景がシンプルである必要があります。
模様がなくて、薄い色彩であるのが望ましいことです。
また、お顔ですが、タレントのように白い歯をむき出しにするのは禁物です。
ある程度のほほ笑んだ感じはいいのですが、
それ以上はやりすぎになるので注意が必要です。