関東周辺では4月から6月ごろに、関東より北の地方では6月から7月ごろに、
温暖な南の方の地域では12月から4月ごろに、そら豆は旬を迎えます。

そら豆は時間の経過とともに、うまみ成分や食感が急速に落ちてしまうため、
新鮮なうちに食べたいところです。

食べるためには調理が必要ですが、
そら豆を調理する時に、さやから中の豆を取り出しますよね?

さらには豆の周りにも薄皮があります。

そら豆の皮食べれるんでしょうか?
また、薄皮やその周りのさやとかってどうするの?

目次

スポンサーリンク

◆薄皮やその周りのさやとかってどうするの?

そら豆を食べる時には、薄皮を残す人が多いと思います。
ですが、実はそら豆の薄皮には食物繊維がたっぷりと含まれているのです。

ですから、できればこの薄皮の部分までしっかりと摂取したいところ。

そして実際に、そら豆の薄皮やその周りのさやまで、
もちろんおいしく食べることができます。

・さや

さやはきんぴらなどにして食べたり、
また外国ではさやごとつかった料理があります。

ですが、さやには栽培時において、
農薬を使用していますから無農薬栽培以外では食べない方がよいです。

・豆と薄皮

さやは濃い緑色をしていますが、
豆の部分は緑色をしていて、淡色野菜として分類されています。

豆自体には多くの栄養素が含まれています。

豆類は穀物として取り扱われていますが、
旬なそら豆は未熟な豆であり、野菜としての側面も持ち合わせているのです。

そのため、ビタミンやミネラルも豊富に含んでいます。

さらにはカリウムや鉄分、亜鉛などが豊富に含まれていて、
ビタミンB群や葉酸なども含まれています。

特に薄皮の部分には食物繊維が多いという特徴があります。

そのため薄皮ごと食べるとさらに多くの栄養を摂取することができるでしょう。

皮ごと食べれるレシピとしては、茹でたり蒸し焼きにするのがおすすめです。
さやごと茹でたり蒸し焼きにして、
お好みの調味料で和風や洋風にアレンジするのがよいでしょう。

なぜなら、さやごと焼くと中の豆がいい感じに蒸されるからです。

筋だけはとっておき、両端を切り落とし、
さっと水につけた後にグリルで10分ほど焼いてみましょう。

塩や醤油、マヨネーズ、オリーブオイルなど好みで調味し、
おいしく味わうことができます。

◆とはいえ薄皮はどうしても固く感じる場合

そら豆は皮をむいた状態で食べることが多いです。

というのもどうしても食べた感じが固いので口当たりが悪いですよね。
これは鮮度の問題や収穫時期の問題もあると思います。

あと好みと。

そんな場合は薄皮を向いて食べたりします。

薄皮をむいて食べる場合には、事前に切り込みを入れておきます。

そら豆の黒い部分、もしくはその反対側に、
包丁で1センチほどの切り込みを入れておきましょう。
切り込みを入れてからゆでることで、簡単に剥くことができます。

茹でる前に皮をむく場合には、少し皮がむきにくいので、
黒い部分に爪を立てて剥くようにすると剥きやすくなります。

少し剥ければ豆の上半分のあたりが簡単に剥けるでしょう。
上半分が剥ければ、下半分も空洞が入っているため簡単に剥くことができます。

スポンサーリンク
おすすめの記事