お年寄りの方と聞いて思い描くのは戦前から戦後にかけての体験をした人で、
少なくとも後期高齢者に区分される年齢の方が該当しそうです。
その方達の世代は戦争経験者であったり、戦争の時にはまだ幼かったりと、
多かれ少なかれ戦時の体験を共通してもったおられます。
その一つが戦後の食糧難の時代を生きてきたという体験。
そのような背景を考えると、
お年寄りの方が喜ぶプレゼントってなんだろう？
◆日持ちするのは大事な要素
この世代のお年寄りにとっては高級な品物よりも、
プチ贅沢感のある嗜好品がプレゼントとして喜ばれます。
例えばしっとりした甘味豊かなカステラは、
口に入れるとふわっととろける様な食感で豊かな気分を味わうことができます。
羊羹、もなか等の和菓子は日持ちもよくお年寄りにとってはありがたいものです。
というのも、ケーキみたいに消費期限が短く、すぐに食べなくてはならないと、
ゆっくり味わいたいと思ったり、食べたい日に食べられません。
また家族や友人と一緒に食べたいという人にとっては、
日持ちする和菓子というのは大事な要素です。
◆温泉旅行もよいです
また、プチ贅沢の温泉旅行もよいです。
お年寄りにとって自分で運転して出かけるのは少し億劫になってきています。
今は交通機関も発達しています。
ですので、新幹線切符を用意してあげたり、
または、温泉旅館を取ってあげるのは最高のプレゼントでしょう。
孫のいる人は孫と過ごすひと時がとても嬉しいことなので、
孫に付き添わせて旅行させるのも一つの方法です。
双方にとってよい思い出になるはずですし、
孫にとっては思いがけない社会勉強にもなります。
◆好きなものはなんだろう？
いずれにしてもお年寄りの方が喜ぶプレゼントは、
そのお年寄りが貰ってうれしいと思うものを選びたいものです。
それには普段からコミニケ―ションをとっておく必要があります。
好きなものはなんだろう？
思い入れのあるものはなにか？
など探っておくのがよいです。
例えば。。。
和の生菓子はお茶とセットにして贈ると喜ばれます。
抹茶をいただいたことのある人には抹茶と和生菓子は最高です。
普段はまんじゅうなどいただいている人に、
例えば敬老のプレゼントなどとして贈ると喜んでくれます。
一昔前は街に喫茶店がたくさんあり、
サラリーマンは昼休み等休憩時間によく過ごしたんものです。
コーヒー豆やもっと簡単にドリップ式のコーヒーパック等は、
そのようなコーヒー好きな人にあげれば喜ばれます。
とはいえ、やはり喜ばれるプレゼントって難しいですよね。
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