ダイエットに良い食材に「麩」がいいんじゃないか?などと思ったのですが、
その理由としては「ダイエット=なるべく食べない」という考えです。

しかし麩そのものが炭水化物がメインであるならば、ちょっと考えものです。

というのも炭水化物は糖質です。

糖質が豊富に含まれている場合、それを消化できないと脂肪として蓄積されます。
そのことから最近のダイエットでは炭水化物を避ける傾向が強いのです。

実際。。。麩は炭水化物多いのだろうか?

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◆麩は炭水化物多いのだろうか?

結論から言うと麩に含まれる炭水化物はタンパク質の2倍となります。

・炭水化物26g
・タンパク質は12.7g
・脂質0.8g)

数字だけ見ると炭水化物のほうが多いですね。

これは他の食品と比べるとどうなのか?

◆他の食品と比べるとどうなのか?

食パンでみると、

 

・タンパク質9g
・炭水化物46.6g
・脂質4.2g

卵でみると、

 

・タンパク質12.3g
・炭水化物0.3g
・脂質10.3g

となります。

こうしてみると麩の炭水化物の割合は多いのですが、
タンパク質も卵と同じくらいですから結構ありますよね。

しかしこれは100gを基準としてみた成分量となります。
実際100gとはどれくらい量なのか?

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◆実際100gとはどれくらい量なのか?

食パンは6枚切りで、その一枚が約63gですから約2枚で100g近くになります。

卵は1個Mサイズで約60ですから、卵も2個で100gに近くなります。

麩は、1袋約40g(ものにもよりますが)くらいです。

パンは2枚食べてもタンパク質は9g強で炭水化物が46gとなり、
あきらかに炭水化物が多くなります。

卵は2個で12.3強で、炭水化物は0.3gですから高タンパク質な食べ物です。

では麩はどうか?

麩の場合、量的には一袋40gから50gくらいですから、
100g食べるとなると2袋となり大変です。

一袋食べて卵2個分のタンパク質になります。

100gを基準としてみれば麩もタンパク質の量は悪くないのですが、
食べるとなると2袋となり無理です。

じゃぁダイエット食材にはむいてないのだろうか?

◆麩はダイエット食材ではないの?

麩がダイエット食材に向いていないということはありません。

しかし「麩ダイエット」などという言葉を聞くと、
麩だけを食べるイメージがありますよね。

そういった事をするのであればダイエット食材には向いてないことになります。

ダイエットはカロリー制限するのが一番です。
しかし、制限するのはカロリーであり栄養ではありません。

たとえ麩に栄養があるにしても、バランスよくとはなりません。

ですから麩を使うダイエットとしては、
もしあなたがご飯以外に間食としてお菓子などを食べているのであれば、
そのお菓子をお麩にするという事なら使えます。

お菓子よりも断然カロリーは低いのでカロリー制限が可能です。

しかし、麩はお菓子に比べてカロリーが低いからといっても、
一日の総カロリーを超えてはダメです。

あくまで、一日に必用なカロリーの範囲ないで抑えるためのアイテムとして
利用することがポイントです。

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