お中元に暑中見舞いに残暑見舞い。
どれも夏に贈るものですが、
正確な時期を知っている人は意外に少ないんじゃないでしょうか?
夏ならいつ贈ってもいいんじゃないの?
そんなふうに思っていると。。。
間違った時期に贈ってしまうかもしれないので注意しないといけません。
目次
◆それぞれの贈る時期
ではそれぞれの贈る時期を見ていきます。
実は東日本と西日本では贈る時期に違いがあるんです。
・東日本の場合
7月の初め頃、最近では6月末頃から贈る人もいるようですが、
このくらいの時期から7月15日までに贈るのがお中元です。
7月16日から8月15日までに贈るなら暑中見舞い、
それ以降に贈るなら残暑見舞いといった感じです。
時期の早い順にお中元、暑中見舞い、残暑見舞いとなるんですね。
・じゃあ西日本はどうか?
お中元の時期がかなり長くて7月初め頃から8月15日までです。
それ以降は残暑見舞いになるので暑中見舞いを贈るタイミングがないんです。
つまり西日本では基本的にお中元か残暑見舞いしか贈らないんですね。
もちろん西日本に住んでいても、
7月16日から8月15日の時期には暑中見舞いを贈ることもできますが、
贈られた人にとってはあまりピンとこないかもしれないので、
お中元として贈った方が確実だと思います。
このように同じ日本とはいえ東日本と西日本では、
まったく風習が違うのでこの点には十分注意しましょう。
・まとめ
◆贈る時は届くタイミングを考えよう
時期がそれぞれで決まっているので、
遠方に贈る時は届くタイミングも考えないといけません。
贈る日が7月13日だからお中元でいいと思っても、
相手に届くのが7月16日以降になってしまうなら
暑中見舞いとして贈るのが正しい形です。
配送業者なんかにいつ頃届くのかをあらかじめ確認しておいてから、
お中元なのか、暑中見舞いなのか、残暑見舞いなのかを決めるといいでしょう。
ちょっとしたミスで失礼になってしまうかもしれないのでタイミングは重要です。
◆最後に
先ほども少し触れましたが、
最近はお中元を贈る時期が早まる傾向にあります。
6月末にはもうお中元を贈る人も増えてきているので、
お中元の準備をするなら、
6月に入ったらすぐ、くらいの気持ちでいいかもしれません。
早く贈る方がいいというわけじゃないんですが、
準備は早いに越したことはないので、
・どんなものを贈れば喜んでくれるのか?
・一緒に手紙も贈るならどんな文面がいいのか?
こういったことも考えておきましょう。
贈る商品も人気の高いものだと早々に売り切れてしまう可能性もあるので、
その意味でも準備は早めに済ませた方がなにかと安心できますね。
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