さつまいもは、なんとも言えない甘みがあり、
スイーツに使われることも多くて特に女性には魅力的な食材です。
美味しくてついつい食べてしまう。。。なんてことも。
そんなさつまいもには、
一体どんな栄養があり、カロリーはどのくらいなのでしょうか?
健康的な食生活を送るためにはどちらも気になるところ。
目次
◆どんな栄養素があるの?
さつまいもには、ビタミン群が豊富に含まれており、
中でもビタミンCが豊富に含まれています。
ビタミンCの効能としては、
風邪予防に効果を期待できる他、アンチエイジング効果も期待できます。
ですから、
さつまいもは女性にとってありがたいだけでなく、
人間が健康な体を維持するためには、
各種ビタミンが欠かせないので積極的に食べたい食材の1つなのです。
その他のビタミンとしてはビタミンB6も豊富です。
また、カルシウムや鉄分、
カリウムといったミネラルも含まれているのが特徴です。
さつまいもというと食物繊維をイメージする方もいるかもしれません。
たしかに食物繊維も豊富に含まれているので、
便秘の解消や腸内環境の正常化にも効果が期待できます。
このように、さつまいも1つで、たくさんの栄養素を摂ることができるので、
お子さんから大人まで誰でも食べておきたい食材です。
◆炭水化物やカロリーはどれくらい?
一方でイモ類といえば。。。炭水化物が気になる方も多いと思います。
もちろん、さつまいもにも炭水化物が含まれています。
しかも、さつまいもの炭水化物は量は、
じゃがいもなどと比較した場合、倍近く多いのです。
実際、数字で炭水化物の量を比較して見ると、
さつまいも31g
じゃがいも17g
となります。
ではカロリーでも見ていきましょう。
さつまいも(200g)1個あたりのカロリーはおよそ250キロカロリー。
これは、ご飯1杯分(150g)くらいのカロリーです。
一般的にさつまいも1個を完食すれば、程よくお腹もふくれます。
先ほどのじゃがいもと比較してみても、
さつまいも 250Kcal
じゃがいも 140Kcal
となり、
数字だけ見ると、さつまいもは高カロリーで太るという印象があります。
また、さつまいもはスイーツなどにも使われることが多いですよね。
そのため高カロリーな食べ物になります。
たとえば。。。
ケーキにさつまいもを入れた場合。
クリームや砂糖のカロリーも合計しなければならないので、
当然、高カロリーになってしまいます。
また、さつまいもを使ったスイーツとして定番である大学いも。
こちらも揚げ物で、しかも糖分タップリという感じでですから、
やはり高カロリーになってしまいます。
という具合に、
さつまいも自体が高カロリーなだけなのではなく、
スイーツとして調理する過程で、
さらに高カロリーになってしまうケースが多いのです。
◆じゃぁ、さつまいもは食べないほうが良いの?
栄養的にはいい感じのさつまいも、
しかし、ダイエットなどでカロリーを気にしている場合は、
食べないほうがいいのだろうか。。。
炭水化物やカロリーの数字だけで見た場合、
さつまいもは高炭水化物で高カロリーな食品になります。
しかし、大雑把に説明すると、さつまいもは炭水化物の割合が多くても、
吸収がゆっくりなために、脂肪になりにくいのです。
低GIの数字でみると
さつまいも55
じゃがいも90
ご飯(白米)88
となります。
ですからさつまいもの場合は、
高カロリーで炭水化物が多くとも太りにくい食材なのです。
ただ注意したいのは、その食べ方です。
いくらさつまいも自体は太りにくい食材だとしても、
スイーツとして砂糖や油などで調理することで、カロリーが高くなり、
また低GIでもなくなります。
ですから、焼き芋やふかし芋なら、
さつまいもだけのカロリーで食べれてダイエット中にもおすすめになるのです。
◆最後に
このように、
さつまいもはしっかり栄養を摂りつつ、カロリーも抑えられる理想的な食材です。
甘みがあるためオカズにはあまり適していないかもしれませんが、
日頃から食べるようにすると健康管理に役立ち、
しかもカロリーもそれほど気にしなくていいありがたい存在なのです。
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