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普段何にも考えずに道路を歩いて信号を渡っていますが、

信号機って、どうしてあの並びで配置されているのか?
疑問になった事ありませんか。

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◆色と並びについて

信号機は止まれが赤、注意が黄、そして進行して良しが青になりますね。

実は、色に関しては日本だけでなく、世界各国共通なのです。

そして信号機の並び順は左から青黄赤となっていまして、
右に赤がくるようになっています。

ですが色とは違い、この並び順は、
地域や国によってそれぞれバラバラだったりするんですよね。

ただ誰かが何となく決めた訳ではなく、
ちゃんとした意味がある事をご存知でしょうか?

◆どうして並びは地域や国によって違うんでしょう?

どうして色は各国共通なのに、並びは地域や国によって違うんでしょう?

その理由としては車の進行方向が左か右で変わっているのです。

日本は左側通行ですから信号機の並び順は左から青黄赤となり、
右側が赤になりますね。

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・どうして赤が一番右なのか?

赤色は止まれですから、
とっさの時に止まれる赤色がよく見えた方が事故などを起こさずに済みます。

ですから右ハンドルである日本の車からは、
赤色が右側にある方が、よく見えやすいためなのです。

また、信号機をよく見てみると、
進行方向に向かってそれぞれの車線の右側に突き出しているのに気づきます。

・なぜ横に突き出しているのか?

これは左側を走っていることで、
歩道と車道の間にある街路樹やお店の看板などが、
信号機の邪魔をして見えなくなるのを防いでいるためなのです。

また、寒い雪国などでは、
横並びの信号ではなく、縦並びになった信号機が多いですよね。

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縦並びの信号機は上から赤黄青となっており、赤色が1番上にきています。

・どうして縦並びなのか?

理由としては寒い地方では雪が降り、それが積もる事がよくあります。

横並びの信号機の色の部分の上には雪よけのツバが付いています。

少ない雪であるならば、そのツバで十分雪よけ可能なのですが、
北国ですとかなりたくさんの大雪が降ります。

それぞれの色のツバの部分に雪が積もり、
その後横並びのため隣のツバに降り積もった雪とくっつきます。

結果3つの箇所の積雪が一つの塊になってしまうのです。

このように横並びではゆきが積りやすくて塊ができ隠れて色が見えなくなるのです。

そのため雪が積もりにくい縦型の信号機になっているのです。

また積もった雪は上から下に落ちるので1番上に赤色を持ってきていて、
遠くからでも見えやすいようになっているなのです。

何げに作られていると思いがちですが、きちんと理にかなっていたのです。

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◆最後に

ちなみに信号機は何故この3色になっているかというと、
赤色は人間にとって刺激や興奮を与える色なのだそうです。

ですからその色を止まれに持ってくる事によって、
よりしっかりと意識できるようになっています。

赤色の次に目に止まる色は青なのだそう。

青色には気持ちを穏やかにしたり、冷静感を取り戻す色でもあります。

青だからといって突っ走らないようにとなっているのです。

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